東京大学 大学案内2019
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小菊 聡一郎文科二類(経済学部)高校時代は化学が得意で理系の進学を考えていました。行動経済学を扱ったテレビ番組が好きだったことや、エコノミクス甲子園での優勝を経験するうち、一見遠回りに見えた幅の広さが、自分にとっての「やる気」につながっていきました。それを評価してくれるのが推薦入試の魅力ではないでしょうか。経済と理系分野には関連性も多いため、自分の特性を生かして学んでいきたいです。梶田 純之介文科三類(文学部)自分の興味は、人間の脳がもつ言語能力の限界について。40の言語を学んだことで得た相対的な視点から、言語と思想文化の関わりに思いを馳せるようになりました。言語学オリンピックでの国際交流や、実地で学んだ経験は自分の視野を広げてくれたと思います。推薦入試では自分の学びをレビューして、東大の先生方の前で意見をぶつける機会。皆さんも是非果敢に挑戦してください。丸川 海音文科三類(教育学部)広島出身ということから、戦争記憶の継承や自然災害の問題を考える機会が多く、そういった中で社会がどこへ向かうのか、未来を示す役割を担う「教育」に惹かれたのだと思います。教職だけでなく教育の道を広い視野で捉えてみたいです。推薦入学だからこそ、自分の軸足と様々な分野とのつながりがよく見えるので、レイトスペシャリゼーションの仕組みをより活用したいと思っています。谷口 智海理科二類(教養学部)熊本地震をきっかけにトイレについて調べるようになり、災害時におけるトイレ問題の研究をしてきました。そうした「トイレ研究」が高校生国際シンポジウムやアジアオセアニア高校生フォーラムでのプレゼンテーションや日本トイレ研究所とのつながりにひろがりました。トイレは文化や宗教、思想などの文系的側面と生物学や医学などの理系的側面をあわせもっています。教養学部での学びを通して、多面的に捉えていきたいです。田口 康之理科一類(工学部)高校時代は科学の甲子園東京都大会に出場。ものづくりの楽しさと、問題解決への科学的なアプローチを経験しました。将来は宇宙工学の技術者になりたいです。変化の多い時代の中では、工学やその他の分野でも独創性を恐れないことが必要。そのために “Things you didn’t know you need to know” 今は何に役立つか分からなくても、知らないことはもっと知るべきという気持ちをもって東大で学んでいきたいです。土屋 俊介理科一類(工学部)小さい頃から化石に親しみ、中学高校の部活では地質に加えて天文、気象、環境問題にも触れたことで、工学の分野で自然エネルギー開発に携わりたいと思うようになりました。興味の幅を広げ、自分にフォーカスしていくことができれば、誰にでも東大の推薦入試という選択があると思います。東大ではロボテックと料理サークルに入部し、研究だけにとどまらず自分の興味を広げていきたいです。近藤 唯貴理科二類(理学部)生物学に関心をもったのは高校からでした。学ぶうちに自分の特性に気付き、幼少期に夢見ていた技術を自分で実現できるかもしれないと思い、さらに深く学びたいと考えました。生物学を突き詰め、不老化の研究がしたいので、自分には推薦という入試しか考えられませんでした。最先端の研究をする先生や、志の高い学生とネットワークを築くことができる東大の魅力的な環境を、自分の研究に活かしていきたいです。桑田 向陽理科二類(農学部)幼い時から生物が好きで小学3年次に庭にビオトープを作りました。その後Chroomonasの大量発生を機に、琵琶湖博物館の先生に指導を仰ぎながら、微細藻類の研究に取り組んできました。東大では良好な水圏環境の創出に向けて物理学や化学も積極的に学びたいです。推薦入学生には早期から専門教育が受けられるメリットがあります。皆さんにも熱意を持ち続けて取り組んでほしいと思います。谷口 朋理科二類(薬学部)小学生の時に東南アジアとアフリカを訪れ、生まれながらの不平等を目の当たりにし、貧困地域の医療に貢献したいと思いました。薬学部を志望したのは臨床医療者と協力して彼らが現場で使える有効な治療を作ることで人々を助けたいと考えたからです。東大の教養を重んじる校風は自分に合っていると感じます。多くの教養に触れることが、自分をより深く掘っていくための堀口を広くしてくれるのではないでしょうか。中桐 悠一郎理科三類(医学部)基礎研究に興味を持ったのは、生物学オリンピックの研修で最先端の研究や実験器具に触れたことがきっかけでした。推薦入試には、研究者になるための教育プログラムが充実しているというイメージがありました。入学後に多くの授業を受け、研究を知る中で迷いがあるかもしれません。しかし、どれも大変興味深いものばかりです。諦めずに粘り強く進めていって、発見できたことを人の健康の為に還元していきたいです。THE UNIVERSITY OF TOKYO 201969合格者の声

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