東京大学 大学案内2017
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大学院http://www.a.u-tokyo.ac.jpアグリバイオインフォマティクスの授業風景http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/index-j.html数理科学研究科棟http://www.f.u-tokyo.ac.jp/薬学系総合研究棟http://www.m.u-tokyo.ac.jp/医学部本館と教育研究棟人類が抱える食料と環境をめぐる複雑かつ多様な課題に取り組める専門性豊かな人材を育成します農学生命科学研究科 われわれの生活は、生物資源に依存しています。農学生命科学は、植物や動物、微生物の生物機能を活用して、人類生存の基盤である生物資源の生産と環境の持続性に貢献するための学問分野です。安全な食料の供給と地球環境の保全に対し、技術的社会的な対策を担う最も重要な研究分野として注目されています。 本研究科は、生産・環境生物学、応用生命化学、応用生命工学、森林科学、水圏生物科学、農業・資源経済学、生物・環境工学、生物材料科学、農学国際、生圏システム学、応用動物科学および獣医学の12専攻からなり、演習林や農場、牧場、水産実験所、動物医療センター等の附属施設を併せ持つことにより、基礎科学から農林水畜産業の現場に即した応用科学までを教育研究の対象としています。また、食の安全研究センターの設置、ゲノムをはじめ多種多様で膨大な生命情報を統合活用できる人材を育成するアグリバイオインフォマティクス教育研究ユニット、課題解決能力の養成のための産学官民連携による分野横断型の教育研究プログラム(アグリコクーン)、英語での教育プログラムの実施等、社会的要請に対応した活動を進めています。 本研究科の入学者は、修士課程約300名、博士課程約110名(アジアを中心とした留学生約50名を含む)であり、修了者は、大学や研究所等の教育研究機関、官公庁、民間企業等に職を得て、常に社会の中核を担う存在になっています。最先端の数理科学研究を行う国際拠点。未踏の領域に挑戦する次世代の研究者、数理科学を通して社会に貢献する人材を育成します数理科学研究科 数学はさまざまな事象の背後にひそむ数理的構造に光をあて、その本質を解き明かすことを目指す学問で、今も絶えず発展を続けています。数学は抽象性と普遍性、及び発想の自由性を特色とし、極めて多様なテーマを扱います。それらが有機的に繋がって壮大な体系を築きあげており、また、その成果が科学技術、学問諸分野の基礎として役立っています。 数理科学研究科は、1992年4月に理学部数学教室、教養学部数学教室、教養学部基礎科学科第一基礎数学教室を合併して設置されました。1995年からは、駒場Ⅰキャンパスの南東の一角に研究棟を持ち、教育研究活動を行っています。 2016年4月現在、数理科学研究科は6大講座に、約60名の常勤教員ポストを有し、Kavli IPMUとも協力して、教育研究を行っています。海外から毎年150名以上の研究者をビジターとして受け入れており、国際的な数学研究拠点と評価されています。2012年から、理学系研究科、Kavli IPMUと連携して、博士課程教育リーディングプログラム「数物フロンティア・リーディング大学院」(FMSP)を推進し、数学と理論物理学等との深い連携、数学と産業界等との幅広い連携を担う人材の養成を目指しています。創薬に関連した最高水準の研究・教育を通じて、創薬基礎科学の研究者を育成します薬学系研究科 薬学は「医薬の創製からその適正使用までを目標とし、生命に関わる物質等および、その生体との相互作用を対象とする超領域的学問体系」であり、薬学系研究科には、有機化学、天然物化学、分析化学、物理化学、衛生化学、生化学、分子生物学、製剤設計学、薬理学、遺伝学等の教室が所属し、各分野における先端的な研究を行っています。 このように、創薬に必要なほとんどすべての領域の研究をカバーし、それぞれが先端的な研究を行ってきましたが、創薬科学に新しい方法論を確立し、また世界的な創薬競争の激化の渦中において、これまでの学問の枠組みにとらわれない新しい境界分野の研究領域を創成し、新しい発見を速やかに創薬探索に応用していくことを薬学系研究科が中心になって提案しました。博士課程教育リーディングプログラムにも参画し、薬学系研究科等の研究資源を結集して有機的な連係・学部内共同研究が推進される場として活かされています。また、大学院生や博士研究員のこれらのプロジェクトへの参加を通じて若手創薬研究者を養成しています。 2012年度からは、修業年限4年の薬学博士課程を設置し、高度な知識と研究能力を礎として、国際的な活躍ができる人材の育成を行っています。基礎医学、臨床医学、社会医学、健康科学・看護学、国際保健学、公共健康医学を柱とし、医学医療を切り開く研究者を輩出しています医学系研究科 医学博士課程は、基礎、臨床、社会医学分野の9専攻より構成され、生命現象のしくみの解明、疾病の克服および健康の増進に寄与する最先端研究を推進するとともに、卓越した学識と高度な独創的研究能力を有する国際的リーダーを養成することを目的としています。■ 健康科学・看護学専攻、国際保健学専攻、  公共健康医学専攻 健康科学・看護学専攻は、社会の健康保持・増進に寄与することを目的に設置され、研究者養成を目指したコースと、看護実践者の質向上を図る保健師コース・看護師コースがあります。 国際保健学専攻は、先端的生命科学と社会科学的なアプローチによって環境、遺伝、感染症、保健計画などの分野で国際協力により健康水準向上のための方法を探索することを目的としています。 公共健康医学専攻(専門職大学院)は、人々の健康の維持、増進、回復および生活の質(Quality of Life)の改善において、指導的な役割を果たす公衆衛生分野の高度専門職業人養成を目的としています。■ 医科学専攻 医科学専攻は、医学科・歯学科・獣医学科以外の学部・学科卒業者を対象とし、広く医学の基礎的分野の研究者・教育者の養成を行うことを目的としています。この専攻は修士課程です。THE UNIVERSITY OF TOKYO 201737

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