東京大学 大学案内2017
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http://www.c.u-tokyo.ac.jp/開講科目一覧基礎科目● 外国語● 情報● 身体運動・ 健康科学実習● 初年次ゼミナール● 社会科学● 人文科学● 自然科学展開科目● 社会科学ゼミナール● 人文科学ゼミナール● 自然科学ゼミナール総合科目● L系列 (言語・コミュニケーション)● A系列(思想・芸術)● B系列(国際・地域)● C系列(社会・制度)● D系列(人間・環境)● E系列(物質・生命)● F系列(数理・情報)主題科目● 学術フロンティア講義● 全学自由研究ゼミナール● 全学体験ゼミナール● 国際研修前期課程におけるリベラルアーツ教育 東京大学の教育課程には、前期課程と後期課程とがあります。本学に入学した学生は、駒場キャンパスにおいて前期課程を過ごしたのちに、後期課程諸学部に進んで専門教育を受けます。この前期課程における教育の核となるのが、リベラルアーツ(Liberal Arts)教育です。 このリベラルアーツ教育は、大学入学時点の限られた知識・経験・思考の限界から、学生を文字通り解放(liberate)して、ありきたりの固定観念や先入観から自由で、他者の説を無自覚に受け売りしない、本当の意味で独立した思考の持ち主とするために行われるものです。そこで前期課程では、学生が特定の学問領域に偏ることなく社会・人文・自然を幅広く学び、自らの思考を理路整然と自在に展開できる能力を培うことに、その教育の重点を置いています。 東京大学では、学生が入学時点の限られた判断力に基づいて専門分野を決定するのではなく、まずは駒場キャンパスにおいて前期課程のリベラルアーツ教育を十分に受けたうえで、進学先の後期課程を主体的に選ぶことを尊重する「Late Specialization(遅い専門化)」を教育の基本方針としてきましたが、それは上記の理由によるものです。 これまで東京大学は、前期課程教育の活性化に継続的に取り組んできました。近年の例を挙げるならば、世界から優秀な人材の集うグローバル・キャンパスを形成し、構成員の多様化を通じて学生の視野を広く世界に拡大するという計画を具現化するものとして、2012年10月には英語プログラムPEAK(Programs in English at Komaba)がスタートしました。また、英語教育の充実のために、学術的な文章作成能力が身につく少人数授業として、理科生向けのALESS(Active Learning of English for Science Students)と文科生向けのALESA(Active Learning of English for Students of the Arts)が、それぞれ2008年度、2013年度から開講されています。さらに、英語で論理的かつ流暢に議論ができるようなスピーキング力の涵養を企図したFLOW(Fluency-Oriented Workshop)を2015年度から開講しています。 駒場における前期課程教育は、全学的な協力体制の下に実施されています。前期課程での学びの特長としては、右に説明するとおり、初年次ゼミナールなどにおける少人数教育の推進、習熟度別教育の展開、さらに前期課程の基礎科目と後期課程の専門科目とを架橋する展開科目(社会・人文・自然科学ゼミナール)が挙げられます。また、多彩な講義が開講されている「総合科目」や「主題科目」は、学生が主体的に選択して履修できるように工夫されています。 学習環境の整備にも、東京大学は力を入れてきました。2006年度には、舞台芸術や音楽実習のための演習室、課外活動のための施設を備えた「駒場コミュニケーション・プラザ」が開館し、2014年度にはICT(Information and Communication Technology)を駆使して能動的な学習を行うスタジオ教室群を擁した21世紀型の教育棟21 KOMCEE(21 Komaba Center for Educational Excellence)も完成しました。教養学部College of Arts and Sciences文科一類・文科二類・文科三類・理科一類・理科二類・理科三類● 基礎科目● 展開科目● 総合科目● 主題科目前期課程THE UNIVERSITY OF TOKYO 201712

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