昭和女子大学大学院 大学案内2019
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 校歌の一節にある「女性文化の帆を張りて」の精神を実践しようと、1986年5月に設立されました。 本学建学の基盤ともいうべき「女性文化」の今日的な意義を、学際的に探究しています。『女性文化研究所紀要』や『ニューズレター』の発行、研究成果をまとめた『女性文化研究叢書』の刊行、定例研究会や、研究員研究報告会の開催、など多彩な活動を展開しています。 2008年度から、坂東眞理子基金をもとに、「昭和女子大学女性文化研究賞」および「女性文化研究奨励賞」を創設し、男女共同参画社会形成の推進、あるいは女性文化研究の発展に寄与する研究を対象にして、顕彰しています。 ■ 女性文化研究所 ■ 国際文化研究所 コミュニケーション・建築都市・服飾・食生活・考古学・歴史文化など本学の多様な研究者が結集。他大学や文化庁など内外の研究機関と連携し、文科省・JICA・国際交流基金他の支援を受けた国際的な学術芸術交流機関です。 ベトナム研究は、ホイアンの町並みを世界遺産、ドンラムを農村集落国家文化財第一号、カイベー洋館群の保存では横浜・神戸・長崎との市民交流も実現させました。これらの活動はユネスコ文化財保存賞・ベトナム政府文化功労章・文化庁長官賞・日本建築学会賞などを受賞。また、モンゴル研究では国際モンゴル学会最初の日本開催を引受け、カンボジアとは「失われたクメール美術教育」復興支援をプロデュース。先生と学生達の国際活動の場が広がっています。大学院附属の5つの研究機関を設置。それぞれ独創的な学術活動を繰り広げて、本学の成果を社会に広めています。研究機関 わが国近代文化の発展に寄与した文学者の業績を集大成した『近代文学研究叢書』を刊行し第6回菊池寛賞に輝いた第1次近代文化研究所の成果を受け継ぎ、2003年10月に新たに発足しました。 日本並びに相互に影響する海外諸地域の近代文化を対象に研究を推進し、内外における文化の進展に資することを目的にしています。生活文化研究部門と近代文芸研究部門を置き、文学・衣・食・住・政の視点から、総合的・学際的な研究を行う研究所を志向しています。 また、80年の伝統を誇る大学紀要「学苑」(月刊)を編集発行、本学の叡智を広く社会に発信するほか、『ブックレット 近代文化研究叢書』も刊行しています。 ■ 近代文化研究所『女性文化研究所紀要』女性文化・女性学に関連のユニークな論文を中心に、年1回発行『昭和女子大学女性文化研究賞』贈呈式世界遺産ベトナムホイアン日本橋プレイルームカイベー邸宅群国家文化財伝達式19『唐招提寺・律宗戒学院叢書 第二輯律苑僧宝伝』、『ブックレット 近代文化研究叢書』と創立80周年を記念して出版された『近代文学研究叢書 別巻人見東明』 ■ 女性健康科学研究所 2015年4月1日に、自然科学を基盤として女性の健康に関する様々な問題についての学術研究を行う拠点として、女性健康科学研究所が開所されました。大学院生活機構研究科の附置機関として、地域・行政や民間企業と連携・協力した受託研究や共同研究を行い、研究活動をする人材も受け入れます。また本学の学部学生・大学院生も研究活動に参加することができます。こうして得た研究成果を国内外に公表することで社会に貢献することを目指し、同時に学術研究を通じた国際交流にもつなげていきます。 大学院生活機構研究科生活機構学専攻(博士後期課程)心理学領域、同研究科心理学専攻(修士課程)及び心理学科と緊密に連携し、 「臨床・社会・教育・認知・発達」の5大領域を中心に、研究活動を展開しています。  「心理臨床相談室」を開設しているのが大きな特色で、学外の人を対象にカウンセリングやプレイセラピーなどを行って、地域の生活福祉の向上に寄与しています。臨床心理学講座の大学院生はここで、充実した設備のもと、臨床心理士の資格を持つ本学専任教員および心理臨床相談室専任カウンセラーのスーパーヴァイズを受けながら、臨床実習に取り組みます。『研究紀要』の発行、時宜にふさわしいテーマを取り上げた一般向け公開講座の開催、および世田谷区の委託を受けた発達相談(NPO昭和)を通じ、社会に開かれた研究・研修・実践の場として、地道な活動を進めています。 なお、修了生の研鑽のため、研修会への支援も行っています。 ■ 生活心理研究所

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