日本獣医生命科学大学 大学案内2017
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応用生命科学部 食品科学科食品衛生学教室藤澤倫彦 教授・農学博士大橋雄二 准教授・博士(農学) 世界一の長寿国である日本。しかし、毎日摂取している食品が、さまざまな汚染や変質による健康障害を引き起こしているのもまた事実です。そのため研究室では、食事と生活習慣病との関係に、私たちの腸内に存在する有用菌(ビフィズス菌など)や有害菌(大腸菌など)がどのように関わってくるのかを研究しています。食の安全性と人々の健康管理に関する知識・技術を修得し、グローバルに活躍するための発想力を養います。KEY WORD食の安全性、腸内細菌、食事、生活習慣病食品バイオテクノロジー教室渋井達郎 教授・農学博士原 宏佳 講師・博士(獣医学) 食品偽装などにより食の信頼が薄れています。食材の信憑性を科学的に検証するには客観的な判別技術が必要です。一部の農畜産物やそれを用いた食品では、DNAによる品種識別技術が開発され、表示の適正化などに利用されています。研究室ではこうした遺伝子の検査・鑑定法を研究しています。検査法を応用して食材のおいしさや鮮度と遺伝子の関係、また、乳酸菌や酵母を使用した組換え技術による有用物質の生産の研究も行っております。KEY WORDバイオテクノロジー、乳酸菌、酵母、DNA鑑定、遺伝子工学食品経済学教室木村彰利 准教授・博士(農学) 本教室では、食品に関する生産から消費に至るまでのプロセスを対象として、社会科学的な視点から実証的な研究を行います。また、近年の輸入食品の増大や大規模小売業及び食品製造業・外食産業の成長など、食を取り巻く環境の変化を踏まえて、食品の安定的かつ効率的なシステムの構築に向けた研究を行います。併せて、消費者に安心を提供するため、農業や食品産業等による食の安全確保に向けた取り組みについても研究します。KEY WORD食品の生産・製造・流通及び消費、食の安全・安心の確立食品基礎科学教室八木昌平 准教授・博士(食品栄養学) 食品基礎科学教室は,本学科で学ぶ専門科目の基礎となる物理学,物理化学に関する基礎的な力を養成することを目標にしています。物理学はあらゆる自然科学の基礎となる学問であり、物理的なものの見方、考え方を修得することは重要なことです。物事の因果関係を正しく理解できるか、また論理的な思考、推論がきちんとできるかということは、創造的な仕事ができるかどうかにとって最も重要な要素でもあります。KEY WORD物理学、物理化学、自然現象英語学教室松藤薫子 准教授・博士(人文科学) 英語教育では、経済や情報などのグローバル化が進展するなか実社会で円滑に仕事や研究活動ができるように、1)最新の情報を検索し様々な分野についての理解を深められる英語力、2)コミュニケーションの基盤となる異文化を理解しようとする姿勢、3)英語で話されていることの正確な聞き取りと適切な表現で返答できる英語力を養成します。私の専門分野の研究では、子どもの母語の獲得について実証的・理論的研究を行っています。KEY WORD英語教育、コミュニケーション、異文化理解食品に含まれる味成分、香り成分、アミノ酸や脂肪酸の組成、ビタミンなどの栄養・機能性成分の分析をおこなうため、アミノ酸自動分析計、液体クロマトグラフ質量分析計(LC/MS/MS)、ガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)、プロテインシークエンサーなどの高性能な分析機器を揃えた設備があります。これらは食品を摂取した後の生体成分の分析にも応用が可能です。実験や卒論研究ではこれらの機器を使用し、食品や生体に関する詳細な分析結果を得ることができます。ハイテク機器を用いた食品成分の詳細な分析食品安全学教室田充教授・農学博士知久和寛 助教・博士(農学) 食の安全に関わる問題は、病原菌やカビが作る毒素、重金属や放射性物質のような環境汚染物質、各種アレルゲン、調理・加工中に食品成分の熱反応で生じる発がん物質、農薬、食品添加物、遺伝子組換え食品など広い分野にわたっています。また、食品の信頼を損ねる原材料や加工方法の偽装も、安全性に関わってくる場合があります。これら様々な食の安全に関する問題の中から研究テーマを設定し、研究活動を行っています。KEY WORDアクリルアミド、判別分析、放射能測定、糖、担子菌TOPICS41

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