日本獣医生命科学大学 大学案内2017
4/60

In the eld見る、聴く、嗅ぐ、触れる……教室で学んだことを体感する 動物衛生学実習は、産業動物の飼育環境と管理方法、家畜予防衛生に関する基本的技能と手技を、習得することを目的とした実習です。2泊3日の集中実習を通じて最も印象的だったのは、朝・夕の臨床観察です。これまで学んできたことを基に牛の状態を観察・記録し、先生へ説明、質疑応答形式で理解を深めます。この内容を通して、「動物の健康な状態とはどういうものか」を知ることの大切さを痛感しました。動物は人間の言葉を話さない代わりに身体で異常を訴えます。それにいち早く気づくためには、歩き方や座り方、便の状態、尿の色や回数などを普段から注意深く観察し「普段とどこか違う」と感じるアンテナを磨くことが大切だと知りました。「動物の健康な状態」と向き合う座学では主に、動物の「病態」について学びますが、「健康な状態」を知ってこそ、異変に気づくことができます。日常の細やかな観察力が何よりも大切だと感じます。「オーナーの気持ち」と向き合う牧場は、畜産生産物を効率的に産生するための場。飼料の性質だけでなく、価格も考慮して助言をするなど、経営面にも気を配ることのできる獣医師が求められます。「獣医師という立場」と向き合うオーナーの要望に対して、できるだけ多くの選択肢を示すことのできる獣医師でありたい。そのために自分は何を学ばなければいけないのかを考え続けています。目的:牧場での家畜の取り扱い、牧場管理の知識・技能を習得する履修年次:3年次前期、4年次後期、     5年次前期実習の流れ:ロープワークなど、家畜の取り扱いの基本を学ぶ獣医学科4年次 牛根奈々座学で学んだ内容を実地で学ぶことができました獣医学科:動物衛生学実習FACELife臨床観察で、動物の健康な状態を学ぶ採尿・採血など動物医療の基本手技を学ぶ動物衛生in富士アニマルファーム学びの現場で生命と向き合うFACE Life日本獣医生命科学大学では、全学科で2~3年次より実習がスタート。現場を経験することで、より学びの理解を深めていきます。SPECIAL FEATURE : 012

元のページ 

page 4

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です