日本獣医生命科学大学 大学案内2018
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研究室紹介動物科学科の研究室では動物科学を基盤にした研究がメインになります。学問を発展させるための基礎研究から、人と動物の暮らしを支える実践的なものまで、多彩な研究テーマが揃っています。動物科学科応用生命科学部動物生殖学教室牛島 仁 教授・博士(農学)岡田幸之助 准教授・博士(農学) 哺乳動物の生命は、直径0.1ミリの卵と0.01ミリの精子の受精に始まり、受精卵から胎児へ、そして分娩を経て誕生します。この生命現象を産業に利用するため、さまざまな人工生殖技術が考案されてきました。動物生殖学教室では哺乳動物の受精と初期胚発生に焦点を当て、その機構解明に取り組んでいます。この過程で得られた知見を、人間社会に役立つ産業動物の効率的生産、動物遺伝資源の保護と再生、より高度な生殖補助技術開発に役立てていきます。KEY WORD哺乳動物、生殖細胞、卵成熟、受精、初期胚、発生、生殖補助技術食料自然共生経済学教室植木美希 教授・博士(農学)桑原考史 講師・博士(農学) グローバル化が進行する現代社会におけるあるべき農畜産業のあり方を農業経済学の視点で研究します。安全・安心な食料生産から消費までをトータルに捉える「フードシステム論」、農業者と自然や野生動物と共生を探る「自然共生農業論」、人と動物との関係を考える「人間動物関係論」の3つの柱があります。世界の新しい動向を常にキャッチしながら、丁寧なフィールドワークと文献調査の2本立てで未来社会のあり方を提案します。KEY WORDフードシステム、自然共生農業、アニマルウェルフェアシステム経営学教室小澤壯行 教授・博士(農学)長田雅宏 准教授・博士(環境共生学) 「動物に関してその生産から販売・消費までの過程を一つのシステム」として捉えて研究をしています。例えばペット産業のあり方から、山羊、七面鳥等の特用動物、また牛や豚等の家畜全般、牛乳乳製品や食肉・卵の消費需要構造の解析、狩猟を通じた野生動物被害問題に至るまで、私たちの生活に密着した動物に関する諸問題についてフィールドでの調査を主体としながら、動物産業の今後のあり方について提言を行っています。KEY WORD産業動物、野生動物、動物産業、ペットビジネス、海外研究動物生産化学教室太田能之 教授・博士(農学)白石純一 助教・博士(農学) 近年、栄養の概念は食物やその消化吸収から、情報機能を含めた体のマネージメントに変わりつつあります。当研究室は栄養で動物の潜在能力を引き出し、強い形質にするために、誕生前後の栄養によって、のちに発現する遺伝子の制御や、脳と体の相互作用による代謝調節について研究を行っています。また、食物連鎖を代謝的繋がりで捉える研究や、分類学と生化学から食性を捉えた研究など、新しい動物栄養の研究を開拓しています。KEY WORD初期栄養、脳と体、食性、飼育下動物、アミノ酸ニュージーランド酪農実習 2年次2~3月に実施される「ニュージーランド酪農実習」は、ニュージーランド北島・パーマストンノース市において1週間一般家庭にホームステイしながらマッセイ大学語学学校へ通学し、農場で多用される専門英語の習得と一般英会話を学びます。続く「酪農家実習」では、実際に1人1戸、ニュージーランド北島の酪農家にファームステイし、酪農作業に2週間従事します。その後、マッセイ大学等において「ニュージーランド酪農システム」に関する講義を受講して理解を深めるとともに、酪農、畜産関連施設の視察を通じてニュージーランド酪農産業を知り、日本の酪農との違いを理解する事を目的として開講されています。※本実習は別途費用負担が生じます。TOPICS36

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