日本獣医生命科学大学 大学案内2017
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3つのポリシー入学者受入方針(アドミッション・ポリシー) 獣医学部は、獣医学科と獣医保健看護学科で構成されています。 獣医学科は、動物の医療と人の公衆衛生に必須な獣医学と獣医療に関する学理を教育・研究・臨床で実践し、併せて人格を陶冶します。 獣医保健看護学科は、動物看護、保健衛生並びに公衆衛生に必須な学理と技術を教育・研究・臨床で実践し、併せて人格を陶冶します。同時に、人類と動物の共生と福祉、地球環境の保全に貢献する資質豊かな獣医療技術専門職の育成を目指します。 獣医学部は、次のような人材を求めています。(1)生命倫理を尊重し、動物愛護を行動規範とする人(2)幅広い視野を持ち、より深く学ぶための基礎的能力を有する人(3)協調性を備え、人間性豊かな人(4)地域社会に貢献し、国際社会に雄飛する気概のある人(5)地域社会や国際社会に強い意志を持って貢献できる人学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)■獣医学部獣医学科 獣医学教育では、動物のための臨床獣医学と人のための公衆衛生学が二大柱となります。これらに関する知識と技術を6年間の講義・実習で充分に身に付け、本学を卒業後、各種の職域で即戦力となる獣医師を世に送り出しています。獣医師は、動物の生命を守るだけではなく、環境や食を通して人の健康を守る務めもあります。そのためには、幅広い知識と教養を有し、人との協調性を備え、すぐれた人格者である必要があります。さらに、国際的な視野を持つと共に、人を含む様々な生き物を深く愛し、慈しむことができる人材を本学の獣医学科では育成し、そこまで到達した人物に対して、獣医学の学士を授与しています。■獣医学部獣医保健看護学科 獣医保健看護学科は、動物看護、保健衛生並びに公衆衛生に必須な学理と技術を教育・研究・臨床で実践する資質豊かな獣医療技術専門職の育成のため以下の能力を身に付けた人物に獣医保健看護学の学士を授与しています。(1)幅広い教養と人間性、倫理観を備え、コミュニケーション能力を身につけている。(2)動物看護、保健衛生並びに公衆衛生に関する専門的・学際的知識と技術を修得している。科学的根拠に基づき的確な判断能力、問題解決能力を持ち、行動することができる。(3)チーム獣医療の推進、役割分担、連携・協調性を理解して、動物看護師の専門性を認識している。安全で効果的な獣医療技術を提供できる能力を備えている。(4)社会の動向を踏まえて獣医療技術職(動物看護師等)の役割やあり方を理解している。専門職として生涯にわたり研鑽に努めることを理解している。教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)■獣医学部獣医学科 獣医学科は、基礎的実証分野を含めた基礎獣医学・病態獣医学科目を4年次までに終了し、後半の2年間で実践的な臨床・予防衛生分野科目を配置し、また「獣医総合実習(臨床、応用)」では、少人数のグループを編成して、付属動物医療センター、付属牧場、公衆衛生施設等においてラウンド形式で実施しています。また、選択必修科目として、より専門化した臨床分野の領域に実践能力を醸成する教育を行うとともに、生命観や倫理観の養成の教育や職業倫理教育を行っています。■獣医学部獣医保健看護学科 獣医保健看護学科は、学科の教育目的を達成するために、学習目標選択の自由度をある程度保ちつつ、共通した科学的思考法を習得できるように配慮しています。(1)獣医保健看護と獣医科学の共通基礎となる科目群を必修科目群に据え、教育します。(2)自然科学を中心とした教養的科目群を選択科目一類とし、獣医科学の基礎的科目群を選択科目二類として設定しています。(3)動物臨床看護系科目群と環境野生動物系科目群とを適宜組み合わせて選択できる専門性の高い科目を選択必修科目群に配しています。獣医学部学部長メッセージ 本学獣医学部は、獣医学科と獣医保健看護学科の2学科で構成されています。 獣医学科は135年という私学で最も長い歴史を誇っています。一方、獣医保健看護学科は日本初の「動物看護師を育成する4年制学科」として設立されました。ともに臨床に特化した教育が特徴で、卒業後、社会に出てすぐに活躍できる人材を育成しています。 現在、獣医系各大学では、獣医学教育課程における「参加型臨床実習」の導入を進めています。学生がより実践的な診療技術と知識を修得することにより、動物飼育者が求める質の高い医療を提供できる獣医師を養成することが目的です。参加型臨床実習に臨むにあたっては、知識・技能はもちろん、「人」との円滑なコミュニケーション能力が欠かせません。今年度から、全国の獣医学科の学生が共通で利用する評価試験「獣医学共用試験」が始まり、学生の知識・技能・態度を評価しますが、本学ではその準備段階から先導的役割を担い、全国に先駆けてトライアルを実施してきました。 すでに獣医保健看護学科でも、学内に新設された模擬病院などを利用した、参加型実習が強化されています。動物看護師は獣医師のサポート役として「飼い主の心に寄り添う」役割ですから、こうした面でも本学の教育は先駆的と言えるでしょう。 これからも、「伝統に培われた進取の気風」に誇りを持ち、獣医学教育のトップランナーであり続けたいと願っています。獣医学部長河上栄一 教授12

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