日本大学文理学部 学部案内2017
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飯田ゼミ(哲学) どのような事情であれ、みなさんはいま哲学科に在籍しています。せっかく、この場所にいるのですから、それを有効に利用しないという手はありません。哲学で扱われることのない問題はありません。そして、どんな問題であれ、それについて哲学は何か意味のあることを教えてくれるはずです。ただ、自分が興味をもっていたり、あるいは、気になっている問題を、哲学の問題として扱うためには、いくつかの「こつ」があります。このゼミでは、参加するみなさんに、自分が気になっていたり興味をもっていたりする問題を持ち寄ってもらって、哲学の問題になるとは思えないかもしれない問題であっても立派に哲学の問題になるのだということを納得してもらいたいと考えています。したがって、ゼミで取り上げる話題はすべて、参加するひとが持ち寄る問題によって決まります。「こんなことが哲学の問題になるはずはない」という考えだけはもたないでください。     *   *   * このゼミは二〇一七年度からは募集されません。ゼミとは少人数で3年間、学問を深める科目のことです。  哲学科で開講されている哲学・倫理学・美学・宗教学それぞれの「課題研究」が、いわゆるゼミと呼ばれるものです。原則的に2年生から4年生までの3年間、同一教員の指導のもとに、専門的な研究・演習・調査などを行います。少人数であることが前提のため、1年生のうちにゼミ生を募集し、面接・レポートなどの方法で選考を行います。ここでは、現在(2016年度)の専任教員とゼミを紹介します(全学生がゼミに参加するということではありません)。哲学というのは、主題的にも歴史的にも広大ですが、私個人は、論理学と数学を軸に西洋の哲学を眺めたときに出てくるさまざまな問題に大きな興味があります。しかし、これは私個人の興味で、授業では、こうした問題を取り上げるよりは、みなさんひとりひとりが興味をもてそうな話題を扱いたいと思っています。どんなことでも、やり方次第では立派に哲学の問題になりますので、遠慮せずどんな話題でも出してみてください。飯田 隆(教授) 数学と論理学の哲学・形式意味論・分析哲学史哲学科専任教員・ゼミ紹介●7

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