日本大学文理学部 学部案内2017
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                   国文学科 佐藤 至子 教授               社会学科 後藤 範章 教授           地球科学科 竹村 貴人 准教授A. 「東京」の地下利用A. 江戸時代の娯楽文化A. カメラを持ってまちに出よう!「東京」が「江戸」と呼ばれていた頃、人々の娯楽の中心にあったのが、歌舞伎です。花道や回り舞台を備えた芝居小屋での見物は、一日がかりの贅沢な遊びでした。現在のポスターやプログラムに相当する芝居番付や、名セリフ集、役者絵なども出版され、多くの人々に親しまれていました。草双紙と呼ばれる絵入り小説には、登場人物の顔を当時の歌舞伎役者に似せて描き、キャラクタ―の性格を表現しているものもあります。歌舞伎が当時の人々にいかに浸透していたかがわかります。1994年度より、ゼミの学生たちと“写真で語る「東京」の社会学”プロジェクトに取り組んでいます。「集合的写真観察法」という独自に開発した社会調査法に基づいて、多色多彩な「東京」と「東京人」を社会学の目で読み解き、見えにくい社会のプロセスや構造を可視化・可知化させています。「東京」写真+作品タイトル+解説文によって1作品が構成されますが、2015年度までの22年間で合計503点を発表しています。詳しくは、http://n510.com/をご覧ください。「東京」の地下空間は、地下街、道路トンネルや地下鉄と身近な社会基盤に利用されています。建設予定中のリニア新幹線も東京エリアでは数十mの地下を通る予定です。また、1000m以上の深さにある数百万年前の海成層の中に貯まっている水は温泉として利用されています。そして、近年では約100mの深さまでの地層の温度が年間通じてほぼ一定であることを利用した再生可能熱エネルギーである地中熱利用が進められています。このような地下利用を安全に行うには地下を科学的に理解しておくことが重要です。 6

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