日本大学文理学部 学部案内2017
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哲学科では「課題研究」という名前のゼミがあります。このゼミには2年生から4年生まで在籍して、ひとりの教員について専門性の高い研究をすすめることができます。同じテーマで、学年の異なる仲間たちとともに、3年間にわたり研究を深めることのできる授業はほかにはなかなかありません。わたしたち哲学科の「こだわり授業」です。研究活動をともにした教員との関係や仲間とのつながりは、サークルなどとも違う貴重なつながりとなって卒業後にもよい影響をもたらすものとなっています。「課題研究」(ゼミ)哲学科 授業紹介哲学科 授業紹介自分なりの答えを、探し続ける。哲学するということの本質は、さまざまな知識を学び、つなげて、そこから自分なりの答えを探しだすことにあります。例えば「藝術の根源とはなんだろうか?」というテーマに取り組み、自分なりのアプローチで答えをだします。十人いれば十人とも全く違った答えが集まります。それを客観的に見て、自分とは違った視点を学ぶことで、さらに自分の知識を深めていきます。「哲学科」では、どのようなことを学んでいるのですか?今、私が一番興味をもっているのが、人間の「感性」です。例えば「美しい」と感じる感性。現在、私たちの生活では物質的なものを優先して考えてしまいがちです。「この絵は高価だから美しい」「この宝石は希少だから美しい」というようにです。しかし、そういったものに左右されない人間本来の感性もあります。例えば家族。家族に対して抱く感情の根本はなにか? 親が子供に対して無償の愛を与えるのは本能なのか?この研究がどういう成果を生み出せるかはまだわかりませんが、哲学を通じて社会に貢献できればと考えています。福田さんの将来の夢、教えてください。専任教員の紹介・飯田隆教授/数学と論理学の哲学、形式意味論、分析哲学史・嘉吉純夫教授/古代ギリシア哲学、西洋倫理思想史、懐疑論・久保光志教授/美学、藝術学・合田秀行教授/仏教学、比較思想・小林紀由教授/宗教学、キリスト教・高橋陽一郎教授/美学、ドイツ観念論・丹治信春教授/科学哲学、言語哲学、心の哲学・永井均教授/形而上学(存在論、自我論、時間論)とそれに並行する倫理学・古田智久教授/認識論、言語哲学・三平正明准教授/現代哲学2年生 福田 直人さん※学年は取材時のものです。取得可能な資格例卒業後の進路哲学の「ものを深く考え、追求する力」は、どの産業に就職しても役立ちます。2016年3月の卒業生は、卸売・小売業、サービス業、金融・保険業をはじめ、さまざまな分野の民間企業に就職しています。また、公務に就く人、大学院へ進学する人も相当数います。●中学校1種免許(社会、宗教) ●高等学校1種免許(公民、宗教)●社会教育主事 ●司書教諭 ●司書 ●学芸員 ●社会福祉主事業種別進路先【2016年3月卒業生】小林 紀由 教授16自営・自由業 2.2%金融・保険業 13.0%飲食店・宿泊業4.3%不動産業2.2%学校教育8.7%サービス業 13.0%公務4.3%複合サービス業 2.2%運輸業 2.2%卸売・小売業 26.2%製造業8.7%情報通信業 8.7%建設業4.3%

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