新潟医療福祉大学 大学案内2018
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ゼミ紹介Department of Health and Nutrition学校や幼稚園における食の指導方法に関する研究児童・生徒に食事の大切さを伝えるために、給食を生きた教材として指導するための知識や技術を学びます。実際に小学校で食育を行い、小学生に対する食育のあり方について研究しています。講師 笹川 トシ子味覚および摂食機能に関する研究美味しいものや不味いものを食べた時の顔面表情の変化を動画解析や筋電図の手法で評価し、類型化して非言語的コミュニケーションに活かす方法を研究しています。講師 蘆田 一郎リンの摂取の抑制や調理法に関する研究リンはほぼすべての食材や食品に含まれ、食品添加物としても多く使われています。食品のリン含量や調理による量の変化を調べ、リンの摂取の抑制法、調理法について研究しています。教授 伊藤 直子加齢性運動器疾患や生活習慣病のリスク要因に関する研究ビタミンDやカルシウムに着目し、骨粗鬆症、高血圧、糖尿病、がん、呼吸器疾患、認知症などの加齢性運動器疾患や生活習慣病のリスク要因を解明するための研究を行っています。教授 斎藤 トシ子その他の研究紹介詳しくはホームページで准教授 稲葉 洋美※学生の在籍学年は2016年度在籍時のものです。 忙しい日々を送る学生の中でも、特にスポーツを行っている学生は、より食事・栄養の摂り方がコンディションを整える上で重要になります。しかし、実際には栄養の質・量共に適切ではないことが少なくありません。加えて、スポーツにはトレーニング期・試合期・オフ期などの期分があったり、居住形態も一人暮らし・寮生活・実家暮らしであったりなど、環境は様々です。食事・食環境の改善を行うことによる食の改善だけでも簡単なことではありません。本グループでは、アルバイトをしながら競技を行っている学生のスポーツ選手に対する有効な栄養教育方法を研究しています。教授 宮岡 洋三食品の味・匂い・食感に関する研究 本グループでは、食品を口にするときに感じる「味」や「匂い」について実験を用いて研究しています。また、食品の硬さやベタつきなどの「食感」も、美味しさ・不味さに影響する要素として研究しています。実験では、対象とする食品が含有する糖分や塩分の量を変えると、「味」や「匂い」あるいは「食感」がどのように変わるのかを調べます。「甘酒」は栄養学的に優れるとされながら、若い世代にはあまり馴染みがありません。そんな「甘酒」を取り上げ、もっと親しんでもらえるよう「味」や「匂い」「食感」の特徴を明らかしたいと考えています。有効な栄養教育を実践するために健康栄養学科4年 保坂 里緒菜 新潟県 糸魚川高校出身ゼミの研究内容例●共食に関する研究●女性の「痩せ」に関する 研究●スポーツ栄養に関する 研究 私は、自炊をする学生アスリートの競技力の向上および食意識と食行動の変容を目的に、どのような栄養教育が有効であるかを研究しました。人の食習慣を変えるということは簡単ではないため、確かな知識と根拠が必要です。また、一人ひとりの生活に寄り添い無理のない食事を提案することも重要です。有効な栄養教育の方法を学んだことで、将来、管理栄養士として働く際に活かせる知識を多く得ることができました。「食」で子どもを笑顔に健康栄養学科4年 石川 真衣 新潟県 三条東高校出身ゼミの研究内容例●コーヒーの匂いによる 緊張緩和効果(手掌温 度変化)に関する研究●食品の色の濃淡が風味 に及ぼす影響に関する 研究●麹甘酒中の米粒が食味 に及ぼす影響に関する 研究 本グループは、食品の味や食感、色彩、匂いなどに関する研究を行っており、研究テーマも自分で一から考えることができます。私は、食品の嗜好調査を行ったり、官能評価実験を行ったりしながら食味に関する視覚と口内触覚の関連性について研究しました。将来は、管理栄養士として「学校給食」に関わることを目指しており、研究で得た知識や技術によって給食を口にした児童や生徒を笑顔にできればと考えています。!"!#講師 山﨑 貴子地元特産物を用いた研究健康栄養学科4年 馬場 彩佳 新潟県 久比岐高校出身ゼミの研究内容例●シルクスイートの加熱に 伴う麦芽糖の生成メカ ニズムに関する研究●嚥下困難者向けのかき 氷に関する研究●魚に含まれるリン量と その調理変化に関する 研究 食品の栄養価や味、食感は「調理操作」によって変化します。そこで、本グループでは、健常者はもちろん、嚥下(飲み込み)困難な方や疾病を持つ方が食品をより適切な状態で摂取できるよう調理方法を工夫し、食品の成分や食感がどのように変化するのかを研究しています。さらに人の感覚を用いて食品を評価する官能評価により、その食品の美味しさや食べやすさが適切かを研究しています。ほんの少し調理方法を工夫することで、食品の栄養価や美味しさ、食べやすさが変わることを科学的に検証できるのが魅力です。 私は、新潟市北区特産のさつまいも「シルクスイート」が、他の品種と比較してどのような特徴があるのかについて研究しました。「シルクスイート」は新しい品種であるため、科学的な報告は少なくこの研究を行いました。さつまいもの糖量の測定や糖が生成されるために必要な酵素の活性の測定を行うことで、それぞれの品種の違いが分かってきます。このような研究が、品種ごとのより良い調理方法や商品開発に繋がると考えています。!$学生のスポーツ選手を対象とした栄養教育に関する研究食品の成分と物性に関する研究グループ Ⅰ栄養教育指導によるコンディショニング向上グループ Ⅱ食品のより良い「調理操作」を探求するグループ Ⅲ「甘酒」の魅力を伝えるStudent’s VoiceStudent’s VoiceStudent’s Voice!"

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