新潟医療福祉大学 大学案内2018
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救急救命士の業務のあり方に関する研究消防本部を有さない自治体における病院前救急医療システムや救命救急センターなどの医療機関に勤務する救急救命士の業務のあり方について研究を行っています。講師 大松 健太郎小児救急医療に関する研究生理学・解剖学的特性などを踏まえて、小児救急医療のあり方を研究しています。また、小児だけではなく、その保護者との関係性についても研究の対象としています。助教 長谷川 恵一次救命処置に関する研究突然倒れた人(心臓が止まってしまった人)に対しての一次救命処置(特殊な器具や医薬品を用いずに行う救命処置)における効果的な方策の立案に寄与するための研究を行っています。助教 安達 哲浩上部消化管悪性腫瘍の外科治療に関する研究食道や胃などの上部消化管に発生した悪性腫瘍(がん)に対する外科治療、周術期(手術前・中・後)の患者の病態と管理、術後遠隔期における病態と管理などについて研究しています。教授 鈴木 力その他の研究紹介詳しくはホームページで!"救急医療における救急救命士の役割に関する研究教授 鈴木 力 救急救命士には、あらゆる救急医療の現場において、様々な傷病者に応じた適切な救急救命処置を施すことが求められます。そのためには、常に事象に対して問題点を理解し、その問題に対して答えを見出すという過程が必要です。本ゼミでは、こうした救急救命士の関わる救急医療の領域において想定される問題や課題について自ら考察し、解決方法を見出す力を身につけてもらうことを主眼としています。その過程を卒業論文としてまとめ、研究発表することにより救急医療の現場で迅速に対応することのできる救急救命士の育成を目指します。あらゆる状況で対処できる救急救命士を目指す!#「バイスタンダー」の行動に関する研究講師 神藏 貴久「踏み出す勇気」が命を救う 「バイスタンダー」とは、突然倒れた人の前に居合わせた人や目撃した人のことを指します。倒れた人(心臓が止まってしまった人)を目撃した場合、初めの2~3分での行動がその人の生命を左右します。「119番通報をする」「胸骨圧迫(心臓マッサージ)をする」「AEDを使用する」、そのどれか一つを行うだけでも救命の可能性は上がるはずです。本ゼミでは、集積されたバイスタンダーの行動に関するデータを解析し、バイスタンダーの行うべき最善の行動を研究します。そして、それらを論文としてまとめることや学会で発表することにより、世界中の人たちに情報を発信し共有することを目指します。!$院外心停止予後に関する研究院外心停止者の生存率を向上させる教授 竹井 豊Pick up researchPick up researchPick up research 急性心筋梗塞などで心停止した場合、心臓の動きを復活させるためには心臓マッサージなど蘇生術が必要です。しかし、院外で心停止した場合、病院に搬送し蘇生術を行ったとしても間に合わないことが多いため、対象者が心停止した直後に遭遇した人(居合わせた人)たちによる救命処置が生存率を向上させるための最も重要なカギとなります。現在、日本の院外心停止患者の生存率はわずか数パーセントしかありません。本ゼミでは、院外心停止患者のデータを分析することにより、院外心停止患者の生存率を向上するための手段を検討し、その結果を国内外に向けて発信することを目的としています。研究紹介Department of Emergency Medical Sciences!"

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