新潟医療福祉大学 大学案内2018
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ゼミ紹介脳血管疾患などによる高次脳機能障害に関する研究脳卒中や交通事故などで脳に損傷を受けると、ことばや記憶などの障害が起こることがあります。その病態について研究し、患者様に実際に活かせるリハビリテーションを研究しています。講師 大石 如香難聴児の子育てに関する研究難聴児を育てる親が楽しく子育てできるよう、赤ちゃんのコミュニケーション能力を高める支援をし、診断や治療に携わる病院と療育教育現場の架け橋になるための研究をしています。講師 桒原 桂臨床心理学に関する研究本学の言語発達支援センターに来所される方々を対象とした心理カウンセリングを実践しています。また、それらの活動を通して、知識や技術を積み重ねています。講師 石本 豪小児言語発達障害児に関する研究言語発達支援センターにて、子どもたちに言語訓練を行いながら、より臨床的且つ実践的な研究活動と臨床活動をしています。准教授 吉岡 豊その他の研究紹介詳しくはホームページでDepartment of Speech, Language, and Hearing Sciences講師 栗﨑 由貴子※学生の在籍学年は2016年度在籍時のものです。 言語聴覚士が行う支援は病院の中だけで完結するものではありません。小児であれば出生前から成人するまで、成人であれば病気になった直後から社会参加まで、その時々に応じて必要とされることがらに臨機応変に対処していく高い能力が求められます。本ゼミでは、この能力を身につけるために「対話」を大切にしています。自分の意見を適切に伝える方法を身につけ、且つ、他者の意見にもきちんと耳を傾けて理解できるようになるために、ゼミ生全員で、実際の現場で起こる諸問題をテーマに討論を重ねています。「対話」を大切にする心理・倫理問題に関する研究「哲学カフェ」で将来に備える!言語聴覚学科4年 石塚 瑞穂 新潟県 佐渡高校出身ゼミの研究内容例●失語症者の社会参加 および就労支援に関す る研究●摂食嚥下臨床における 終末期医療のあり方に 関する研究●日本語に限定して生じる 特異的な失語症に関す る研究認知機能と行動の障害に関する研究患者様への支援方法を学ぶ言語聴覚学科4年 近 真奈美 新潟県 村上高校出身 栗﨑ゼミでは、成人の言語障害や倫理問題などについて理解を深め、病院を退院したあとの「就労支援」についても学んでいます。また、栗﨑ゼミでは「哲学カフェ」という活動を行っています。「哲学カフェ」は、ふだん気になっていることなどをテーマにし、先生の指導を受けながらゼミ生同士でディスカッションを行います。将来、臨床の現場では自分の意見を患者様に伝える場面が多いため、そのスキルを「哲学カフェ」で培ってます。ゼミの研究内容例●レビー小体型認知症に おける摂食嚥下障害に 関する研究●パーキンソン病における 認知機能障害に関する 研究●前方病巣による超皮質性 感覚失語に関する研究講師 内山 信言語以外の障害を持つ方への支援 病気や怪我により脳に損傷を受けることで、話すこと、聴くこと、読むこと、書くこと、記憶すること、注意を向けること、見た物を認識することなどの認知機能や行動に障害が生じます。その障害は、当事者の日常生活を困難にするだけでなく、家族に対しても負担をもたらします。言語聴覚士は、言語以外の認知機能障害、行動障害を持つ方の支援を行うことがあり、これらの障害を適切に評価し、当事者と家族を支援することが求められます。本ゼミでは脳損傷によるそれらの障害の症状とそのリハビリテーション、当事者や家族への影響について考え、病院と連携しながら研究を行います。 私は、高次脳機能障害や認知症について興味があり、内山ゼミに入りました。本ゼミでは、失語症などの高次脳機能障害や認知症の症候についての研究を行っています。私は、レビー小体型認知症における摂食嚥下障害をテーマに研究を行いましたが、認知症など障害を持つ患者様への支援方法について学ぶことができました。将来は、この経験を活かし患者様はもちろんそのご家族の気持ちを考え支援できる言語聴覚士になりたいです。!"!#!$教授 山岸 達弥最新の研究成果も取り入れる自閉スペクトラム症児支援に関する研究障害のメカニズムを知る!言語聴覚学科3年 大井 菜未 新潟県 長岡向陵高校出身ゼミの研究内容例●自閉スペクトラム症児の 読字障害に関する研究●新造語の発現メカニズ ムに関する研究●日本における言語障害 に関する研究 日常生活の中で、コミュニケーションを取ることは上手ではないが、自分の行動や興味にはとても強いこだわりを持つ人たちがいます。私たちは、誰でもそのような側面を多少なりとも持っているものですが、その度合いが極端な人たちにとっては、社会生活がとても大変で困窮を極めることになります。「広汎性発達障害」または「自閉スペクトラム症」と呼ばれる人たちです。本ゼミでは、そのような人たちを支援するためにどうしたらいいのか、共に考えながら研究を進めていきます。 私は、失語症や発達障害について興味があり、さらに知識を深めたいと考え山岸ゼミに入りました。ゼミでは「損傷部位による脳の働きの違い」について研究しました。脳の損傷部位の違いによって、発現する障害も異なります。こうした障害のメカニズムを深く理解することで、患者様一人ひとりの症状に応じた効果的なリハビリに繋げられればと考えています。また、本ゼミでは、研究の他にも国家試験対策にゼミ全体で知識向上を目指しています。Student’s VoiceStudent’s VoiceStudent’s Voice!"

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