拓殖大学 大学案内2018
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先生 学生対談電子システム工学科のココが面白い!「伸びるきっかけ」は、単位が取れなかった悔しさ。前山先生(以下 M) 工学部全体として「入学してから伸びる」学生が本当に多いのですが、後藤くんにも大きな「伸びしろ」を感じているところです。電子システム工学科で学んで3年経ちました。自分でも手応えはあるのかな?後藤さん(以下 G) もともとはあまり勉強ができなくて、この学科で勉強していた2年次に先生の「基礎電磁気学」で単位を取れなかった。それが悔しくてがんばり始めたら難しい「応用電磁気学」の単位もとれて。「勉強すれば結果がついてくる!」と分かって、勉強が楽しくなってきたんです。そこから目覚めて将来は通信系の会社に行きたいと、通信キャリアでの実績もある前山先生に相談したことが先生と親しく話すきっかけにもなりました。Mきっかけは私の授業だったのか(笑)。今の世の中にある製品はハードとソフトの組み合わせで動くようにシステム化されているよね。電子がないと成り立たない。だから求人企業の業態も幅広く、学科の卒業生は通信を含めてさまざまな会社で活躍しているよ。今までの学びを融合したものづくりで大きな達成感!Gさらに電子の勉強が面白くなったのが「エレクトロニクス応用実験」です。ちょうど都知事選など選挙が世の中の関心を集めていたので、話題性のあるもので投票率を上げることができたらと自分で発想して赤外線センサ付きの投票箱をつくりました。1年次と2年次で勉強をしてきた基礎知識を組み合わせて3年次で合体!今まで勉強してきたハードとソフトの知識をものづくりに活かすことができて達成感を得ましたし、プレゼン発表でも好評で自信にもつながりました。Mインパクトある作品でしたね。このような「アクティブラーニング」を進めることによって「つくりたいものをつくるには、どんな回路でどんなプログラムが必要なのか?」と能動的な学びになり、いままでの勉強の整理にもなったのでは?Gええ。高校までは公式を暗記するのが精一杯で、どうしてその公式が必要なのかわからなかったのですが、大学では学んだことがどんどんつながっていって本当に面白いです。この手応えを次のステップにつなげたいと、大学院への進学も考えています。M後藤くんには大学院はお薦めだね。偏差値の差って結局何かというと「基礎学力」の差なんだよね。それは大学での学びで挽回できるし、大学院から就職したOBは「周りは国立大ばっかりですよ」なんて言いながらも、誇りを持って仕事しているよ。「ソフト×ハード」のものづくり体験で、次のステップを見据えています。前山 利幸教授 × 後藤 淳さん電子システム工学科4年東京都 私立立志舎高等学校出身エレクトロニクス応用実験産業界のニーズに対応した実践的な教育として工学部が推進する「PBL(Project Based Learning)」の1つが「エレクトロニクス応用実験」。PBLは課題解決型学習とも呼ばれ、社会で通用するものづくりを学生の問題意識をもとに進めています。工学部90渡辺裕二教授機械学習人間のようにいろいろなものを覚えて判断する方法をモデル化した機械学習と、その応用として生体動作の認識やロボット制御の研究を行っています。小川毅彦教授医工学音や振動を医療やバイオの分野に応用する研究に取り組んでいます。例えば音による人工弁の診断や、遺伝子組み換えの効率化に挑戦しています。長谷川 淳教授通信工学スマートフォンに搭載する小型アンテナや人と人が握手するだけでメッセージ交換できる人体通信、モノをネットでつなぐIoTについて研究を進めています。前山利幸教授超伝導エレクトロニクス電気抵抗がゼロになり物質内部から磁力線が排除される超伝導によるエネルギー貯蔵や、不規則で非常に複雑な現象であるカオスの研究をしています。吉森 茂教授超音波工学強力な超音波を使うと一瞬にして水と油が混ざり、水は霧になり、アルミと銅が溶接します。この力をさまざまに応用する研究に取り組んでいます。ミリ波工学見えないところで実は既に大活躍しているミリ波を使い、安心・安全・防災に強い暮らしの場を築くため、レーダーや無線通信や高解像度センサー等の研究をしています。常光康弘准教授デジタル信号処理デジタル音声や画像あるいは各種センサー値などを入 力 し て 特 徴 抽 出 や 認 識 処 理 を 行い 、そ の 応 用 と し て ロ ボットの自動化を目指した研究をしています。林 誠治教授非線形システム仕組みが単純であるにもかかわらず複雑な振る舞いを発生させる回路やシステムを対象に、その解析や制御に関する研究を行っています。三堀邦彦教授画像信号処理画像信号を用いて、素早く利用したい画像を探し出す技術や暗号化で画像の著作権・プライバシーを守るメディアセキュリティを研究しています。渡邊 修准教授[ 4年次から所属する研究室 ]各コースのカリキュラムを修得した後、4年次には以下のような専門的な研究を行います。電子システム工学科 トピックス就活クリニック全学部の中でもトップクラスの就職率を誇る電子システム工学科。「就活クリニック」は、電子システム工学科の学生のための就職支援スペースとして2016年4月に工学部棟内に新設され、現在では工学部の学生に開放されています。企業の人事担当経験者を含む3名のスタッフを揃え、学生一人ひとりに対してきめ細かな就職サポートを行っています。平日の午後1時~5時迄(予約制)オープンしているので、空き時間を利用して気軽に進路について相談することができます。赤外線センサ付きの投票箱

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