拓殖大学 大学案内2018
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86工学部小児病棟の現場では、長期入院している子どもの患者はお母さんがいなくて寂しい思いをしています。そんなマイナス感情を軽減してくれる「感性ロボット」の開発を4つの学科の力を合わせて研究しています!4学科の力を合わせるとスマホだってつくれます!感情を引き出す「感性ロボット」を開発中!工学部4学科の知恵を結集!スマホを組み立てるスマホの中身と通信環境をつくるスマホってどんな材料からつくられているでしょう。いろいろあるけど、大きく分けると金属系と樹脂系になります。そして、よ~く見るとボルト(ネジ)や溶接された箇所が無いですよね。ということは「接着」が主になります。そのためにどんな材料を使うとよいのでしょうか。例えば頑丈な金属を使うと重くなりますし、軽くて薄い素材を使うとすぐ折れてしまいます。これだ!と思う軽くて丈夫な素材が見つかったとしても、指紋が付いて汚れてしまったり、表面がザラザラして手を怪我してしまうこともあるのでコーティングされています。また、このスマホ(外装)の設計図(CAD)をつくるのも私たちの領域です。機械システム工学科では、さまざまな材料の特性や組み立ての技術を学んでいます。初代の携帯電話はショルダーバックくらいの大きさだったと聞いたことありませんか?それが今ではこんなに小型化されました。どうしてこんなに小さくできたのでしょう。スマホの中には、バッテリーとたくさんのセンサが入っています。バッテリーは電力の源なので小型化できずこの容積の大半を占めています。その代わりその他のセンサを小さく、さらに小さくして今に至っています。センサとは、画面を縦から横に切り替えたり、時間が経つと液晶画面が自動的に暗くなったりする仕組みのこと。また、電源をつけると左上に「4G」と表示されていますよね。これが2020年には「5G」になり、さらに通信速度が上がってより容量の大きいデータを送受信できるようになるんです。電子システム工学科では、通信や電子回路、音波や電波の仕組みを学んでいます。スマホを創ったのはスティーブ・ジョブズですよね。彼は今までに無かった物をゼロからクリエイトしました。クリエイトすることが「デザイン」なんです。例えば、「LINE」、これは、年に一度表彰される「グッドデザイン賞」を受賞しました。どこがグッドなのかというと、今まではメールや電話で伝えていたことをスタンプひとつで感情のやりとりできるようにしたという点。すごく画期的で、新しいコミュニケーションの方法を生み出したことが高く評価されたんです。また、スマホってカッコイイですよね。ただそれだけではなくて、成人の人の手に収まりやすいように、操作しやすいように実は緻密な計算がされているんですよ。このように、デザイン学科では今まで無かったものを創りだしたり、使っている人の心をより豊かにするデザインができるよう、実践的に学んでいます。僕はスマホを2台持っています。この2台の大きな違いはOS(オペレーティング・システム)です。Appleの「iOS」と、Googleの「Android」がそれぞれに搭載されています。OSというのは、入力した情報をアプリケーションに伝える役割を果たす最も基本的なソフトウェアのこと。ゲームや画像加工、文字入力、計算機などさまざまな仕事をするアプリケーションがありますが、それらはOSごとに開発されるのが通常です。情報工学科では、このようなOSやそこで使われるアプリケーションを開発する技術を学びます。せっかく電子・電気分野の方々が「5G」のような通信環境を整えてくれているのだから、僕たちももっと進化したド派手なゲームソフトや、アプリケーションを提案しよう!と仲間たちとアイデアを巡らせることはとても楽しいですよ。機械システム工学科の視点電子システム工学科の視点スマホの頭脳をプログラムするスマホをクリエイトする情 報工学科の視点デザイン学科の視点髙田 彩花さん機械システム工学科2017年3月卒業 東京都立小金井北高等学校出身千田 尚さん電子システム工学科2017年3月卒業 茨城県立土浦第三高等学校出身澤田 亮三さんデザイン学科2017年3月卒業 富山県立砺波高等学校出身中山 貴幸さん情報工学科 4年私立クラーク記念国際高等学校出身コ ラ ボ で 実 現 !最先端のものづくり

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