広島市立大学 大学案内2018
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地域に貢献する広島市立大学学生の地域志向マインドを育て地元で活躍する人材を送り出す文部科学省に選定された「地(知)の拠点大学」としてCOC+事業で地域社会に貢献COC+地域の創生や活性化には若い世代の力が不可欠です。公立大学である本学は、地域に定着し貢献する学生を育成していくことが、これまで以上に重要な使命となっています。2015年度に、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の実施校に選定され、地域が必要とする人材を育成するプロジェクトを進めています。本学が中心となって、広島地域の大学等8校と協働し、広島広域都市圏の市町に尾道市を加えた25の自治体や地域の企業と連携したコンソーシアム(協議会)を形成して事業を行っています。COCはセンター・オブ・コミュニティの略称です。まさに地域の拠点的な大学として位置付けられる存在となっています。学生が地域に定着するには、市や町の魅力や課題に触れる中で、この地域に暮らして自己実現が可能だと思えることが前提になります。そうしたマインドを育むためには、地域志向型の教育プログラムにより、学内での講義はもちろんのこと、地域の現場に出向いてさまざまな活動を経験することによって、地域への理解や学習を深めていく必要があります。このため、2016年度から新しいカリキュラムとして、COC+「地域貢献特定プログラム」を設け、広島の観光学や地域再生論入門、地域課題演習・地域実践演習などの科目群を整えました。また、参加大学等と協働した教育研究事業として、芸術学部による各地域でのアートプロジェクトを進めているほか、2014年度から広島市と取り組んでいる、基町プロジェクト事業との連携を図っています。COC+教育研究施設として、宮島に町家を活用した「サテライトハウス」も設けました。さらには、地域の観光振興に寄与するため、「観光関連データベース」を構築して、観光情報学をはじめとした教育研究に活用したり、学生と地元企業を結び付けるインターンシップ等の強化も進めています。こうした取り組みにより、この地域への愛着と認識を深め、ネットワークの形成力や企画力を持ち、専門性を効果的に発揮できる人材の輩出を目指しています。町家を活用して開設したCOC+宮島教育研究施設(サテライトハウス宮島)での木版画合宿097

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