広島市立大学 大学案内2018
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富山県立南砺福野高等学校出身芸術学部 美術学科 油絵専攻 4年定村 瑶子岡山県立岡山操山高等学校出身田中 優菜イタリア研修で感じた歴史や文化の違いが、自分の視野を大きく広げる。学びや体験を通して成長を実感。幅広い分野に挑戦し続けたい。瀬戸内海の似島(広島市南区)で1泊2日の研修に参加した際には、島にある自然のものだけを使い即興で作品を制作しました。また「島で芸術祭を開催すると仮定した場合、指定された予算内でどのような作品を作ることができるか」をテーマにプレゼンテーションを行いましたが、自分の作品イメージと予算をうまく折り合わせることがいかに大変なことなのかを学びました。酒都・西条(東広島市)のイベント「ART in 酒蔵」では、小さなしめ縄を編み合わせ、子どもが入れるほど大きなドーム状の作品を展示。作品として必要な耐久性などあらためて学ぶことが多く貴重な体験になりました。芸術以外の分野では、お薦めの本の魅力を持ち時間内で語り、観戦者が一番読みたくなった本を投票で決める「ビブリオバトル」に挑戦しました。大学での学びを生かすことで、中四国代表として全国大会へ出場することができ成長を実感しています。絵を描くことは好きでしたが、高校卒業後は美大ではなく教育の道へ進みました。進学後、初等教育の図画工作を学ぶうちに「美術の世界をもっと深めたい」と思うようになりました。基礎のデッサンから学び直し、2年かけて念願の広島市立大学へ入学。油絵の古典技法をはじめデッサンを通してものを考えさせるなど、基礎を大切にするカリキュラムが組まれていることが魅力でした。油絵専攻では3年次にイタリアでの古美術研修があります。イタリアは、教会の壁や天井一面に絵画が描かれているなど街全体が美術館のようでした。スケールの大きな歴史や文化に触れ、日本との違いを実感しました。このときの経験で自分の視野は大きく広がりました。大学で課題だけをこなして過ごすのはもったいない。大学の施設・設備・サポートなどのすべてをうまく利用することで、自分の道を見つけることができると思います。私はこれからも自分の「美術」を探究し続けていきます。芸術学部 デザイン工芸科 2年092

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