広島市立大学 大学案内2018
53/150

「ナカミ」を学ぶパスワード照合回路をツールを用いて設計している様子自動車やそのエンジンの開発では、今日では主にコンピュータ・シミュレーションが行われます。昔は実際に自動車を試作しテストすることで、改良を繰り返していたのですが、その場合よりずっと費用を抑えて短期間でできるからです。しかしながら、そのためのシミュレーションは、たとえコンピュータであっても、上手にやらないと時間がかかったり多くの誤差が生じたりします。例えば、1秒間のエンジンの動作を一般的なパソコンでシミュレーションすると、2000秒以上かかることがあります。私たちの研究では、その1秒間の様子を10秒以下でシミュレーションするためのハードウェアとソフトウェアの研究をしています。研究紹介コンピュータはハードウェアと呼ばれるものとソフトウェアと呼ばれるものから作られています。ハードウェアとはコンピュータを構成する回路などを指します。このハードウェアが高速に動作することで人が計算すると何年もかかってしまう計算を一瞬で計算することができます。一方、ソフトウェアはハードウェアに対して指示を与える指令書です。このソフトウェアが賢くなることで、高い計算能力を持つハードウェアを効率的に使うことができます。これらのハードウェアとソフトウェアの両方がそろって、現在のような高度な情報化社会が実現できています。コンピュータコースではコンピュータを構成するハードウェアとソフトウェアについて深く勉強します。ハードウェアとソフトウェアの基礎を学び、めまぐるしく変化する情報化社会の中で即戦力として活躍するための勉強をします。コンピュータコースエンジン動作を速く精確にシミュレート自動車の周りの空気の動きをシミュレーションしている様子カリキュラムの詳細は広島市立大学情報工学科カリキュラム情報科学部 情報工学科052

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る