広島市立大学 大学案内2018
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●ユニークな科目ひろしま論平和と人権A(ヒロシマと国際平和)情報と企業創作と人間広島の観光学芸術学部を有する本学の特徴を最大限に生かし、全学部生を対象とし、美術に関する幅広い教養と知識を養い、人間の根源的な創造または創作する気持ちを触発し、作品を造る喜びを伝える本学ならではの科目です。絵画・彫刻・工芸・デザイン等の各領域で、優れた技術と豊富な経験を持つ芸術学部教員が、自らの創作体験や作品の紹介を通して創作への姿勢を示し、その多様な芸術観に触れる機会を提供することで人間的な創作について考察します。ICT(情報通信技術)を中心とした各企業の取り組みを通じて、実社会の状況を知ることを目的としています。国内外のさまざまな企業の第一線で活躍中の講師を迎え、ICTを中心とした各企業での取り組みについて講義をします。また、この科目は、遠隔講義環境を利用して、慶應義塾大学、同志社大学、広島市立大学の3拠点をネットワークで結び、本学から参加できるようにしています。両大学における講義を聴講するだけでなく、質疑応答等も含め双方向の対話が可能です。広島市を中心とする広域圏が有する自然、歴史・文化、食などの地域資源の魅力と可能性について学び、地域資源の付加価値を高める取り組み、地域での創意工夫と観光による地域活性化についての理解を深めていきます。観光は地域を変革し、活性化するパワーを持っています。人々はなぜ観光をするのか、観光の要素、観光を支える仕組みの基礎知識を修得しながら、地域活性化における観光の役割と地域での創意工夫について学んでいきます。3学部1研究所で構成する本学の特色を生かした科目です。広島をキーワードに幅広いテーマを設定し、各テーマに造詣の深い講師がオムニバス形式で授業を行います。さまざまな観点から広島の歴史、文化、経済、産業、行政などをひもとくことでその特色を知り、地域社会への関心を深め、地域社会の問題解決と発展を思考できる幅広い見識を持った人材を育てることを目的としています。また、国際平和文化都市・広島の原点である被爆体験や広島の平和の取り組みについても学びます。人間が生まれながらに持つ権利(人権)と個々人が備え持つ固有の価値(尊厳)が保障され、守られる状態を広い意味での「平和」と捉えるなら、人権や人間の尊厳が傷つけられ、侵される最も顕著な例は戦争です。講義では、広島の戦争経験のうち、今から70年前に投下された原子爆弾による被爆体験に焦点を当てます。その上で、先の大戦の経緯や原子爆弾の投下過程と被害の実相、現代世界における核兵器の存在状況や意味を考えながら、平和を実現するための課題について探究します。広島平和研究所の研究員や国際学部・情報科学部・芸術学部の教員、さらには学外の有識者や被爆者などを講師として迎え、講義では映像や図像等も積極的に活用します。020

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