工学院大学 大学案内2019
81/148

建物に命を吹き込む建築設備で巨大プロジェクトに貢献したい3年次災害に強く、使い続けられる建築の技術・手法を学ぶ人口減少、高齢社会、環境負荷軽減などの社会的課題を背景に、これまでの大量生産・大量消費時代は終わり、建築においても、長く使い続け、材料を資源として循環させることが重要となります。時代に合った生活環境を実現するための高度な要素技術を学びます。快適なくらしの維持をめざして、4つの分野から安全で環境負荷の小さい技術を学びます。4つの分野安全性と環境保全建築計画建築生産建築設備建築構造構造・設備・計画・意匠のそれぞれの分野と設計のかかわりを学修。調査と企画から設計スケジュール立案の方法、その後の各分野の計画プロセスを知ることで、実践的に理解を深めます。建築物ができるまでの仕事の流れを知る「建築プロセス論」建築プロジェクトでは、人や組織、知識や技術・技能を適切に組み合わせることも重要です。主要な管理項目である品質、工期・工程、安全衛生、環境にかかわるマネジメントの具体的知識や手法を学びます。建築に携わる人や技術の管理法を学ぶ「建築プロジェクトマネジメント」法律上の建物の安全基準や、建物に作用する力、建物の強さ、地盤の強さなどの求め方や評価方法を学び、構造設計者の仕事の流れを理解します。普段生活している建物の安全性も判断できるようになります。構造の安全性を判断する手法を得る「構造設計」建築内の温熱環境と空気質環境を調整する空気調和設備。空調用熱源装置や換気・排煙設備などのサブシステムを学び、人間から建築、外部空間、地球環境へと至るエネルギーの流れを解き明かします。快適な温度や空気の管理法を知る「空気調和設備」建築学科 3年竹田 大晃さん東京都私立桜丘高校出身グループ設計で知ったチームワークの大切さ東京スカイツリー®のような記憶に残る建物に携わることができるのがこの分野の魅力ですが、さまざまな専門家の力を結集するのが建築であり、決して一人で作ることはできません。その意味で、技術だけでなく、チームワークの重要性を学ぶことができたのが、グループ設計の授業でした。「日比谷公園に体育館を作る」という課題に対して、メンバーが考えることは人それぞれ。それでも何度も議論を重ねながら意見を集約し、3か月後の発表に向けて共同作業を行いました。それだけに、最終的に模型が完成したときの達成感は、これまで味わったことがない格別なものでした。建築設備が建物の使い心地を左右する建築分野は多岐にわたりますが、私の専門は空調や給排水などを扱う建築設備という分野です。建物は、デザインなど見える部分に目がいってしまいますが、建築設備は人の体で例えれば呼吸や血流のようなもの。人が快適に過ごすために果たす役割は大きく、それによって建物の利便性や居心地は大きく変わります。私が将来携わりたい大きな建物ほど、建築設備は大規模かつ複雑になるため、まだまだ学ぶことはたくさんあります。この分野で専門性を磨き、いつの日か大きな建築プロジェクトに参加して、自分がかかわった建物として胸を張れるようになりたいです。年次学びの柱Kogakuin University 2019080建築学科建築学部

元のページ  ../index.html#81

このブックを見る