工学院大学 大学案内2019
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工学の技術を応用し医療分野の発展に役立てたい修士2年ハードとソフトの両方を学びたい中学生のころから家具づくりや電子回路の組み立てなど、自分で手を動かすものづくりが好きでした。一方、ウェブサイト制作やプログラミングに取り組むなど、IT分野にも強い興味を持っており、良いものを生み出すには、機械などのハードウェアと情報システムといったソフトウェア、そのどちらも学び、多面的に技術と知識を得ることが重要だと感じていました。ハードとソフトの両方を扱う機械システム工学科は、その期待に応えてくれると考え、入学を決意しました。研究を通して、医療分野への興味が深まる学部4年次の研究では、体験型教育インターフェイスのアプリ開発に取り組みました。これは、タブレットを人にかざすと、解剖図のように筋肉や骨格が浮かび上がり、人体の構造を理解できるという、医学生向けのものです。このアプリで特許を取得し、一定の成果を上げることができたので、修士課程では同じ医療分野でもテーマを変え、骨粗鬆症治療薬による症状の改善過程のシミュレーションを行っています。プログラミングの技術に加え、医学分野の知識がさらに必要になるため勉強の日々ですが、これまでにない充実感を味わっています。医療分野の研究に取り組むことで、自分の知識や技術を医療に役立てたいという思いが強くなりました。そのため、博士後期課程に進み、さらに研鑽を積むつもりです。機械工学専攻 修士2年生体計測制御研究室間野 鉄平さん神奈川県立秦野高校出身豊富な実験・演習によって機械システムの実践能力を育成機械システム技術者に不可欠な制御・電気・情報などを修得。実験を中心に、機械システム工学の総合的な理解力と応用力を実践的に養います。後期は研究室に仮配属し、専門性やプレゼンテーション能力、語学力を鍛えます。機械とその他の分野を相互に調整できるよう、広く複合的に学びます。電気の取り扱いを学ぶ。「電気工学実験」など機械の作り方を学ぶ。「メカトロニクス」など機械の動かし方を学ぶ。「制御工学Ⅰ」など情報処理の方法を学ぶ。「応用プログラミング演習」など電気情報制御機械機械システム機械システムの多様な 分野にふれる「機械システム設計総合演習」体験から自分の能力を総合的に磨く「機械システム実験及演習」 1・2年次に培った知識を実践し、自律ロボット製作では制御やメカトロニクス、引っ張り試験では機械工学や材料、モーター実験では電気など、機械システム工学における重要な項目を体験。データを扱う力や、実験計画・遂行能力、理論的記述力、口頭発表能力を養います。機械を動かすしくみの理解を深める「制御工学Ⅰ・Ⅱ」機械システムを構成するうえで必要な総合的デザイン能力と創造能力の養成をめざします。複数の教員から幅広い分野にわたる機械・機械システム装置などの機能解析と設計手法を学びます。システムを理解した後、要求される機能・条件を考慮しながら、各課題に沿って設計演習を行います。機械が自律的に望ましい状況へ操作されることを制御といい、その機能を実現するのが制御システムです。その理論と応用を学ぶ制御工学では、数学的手法を用いてシステムの解析法と設計法を理解します。年次学びの柱Kogakuin University 2019060機械システム工学科工学部

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