工学院大学 大学案内2019
49/148

卒業生フロリダ大学大学院 博士課程横澤 良祐さん2014年 機械創造工学科卒業その学びを社会へグローバル化が進む世界でも通用する研究がしたい。そう考えていた私は、入学当初から留学を意識し、英語学修に力を注いできました。アメリカにいるいま、論文執筆やプレゼンテーションの際に、当時の学びが生きていることを感じています。学部の3、4年次に、アメリカの企業や大学との産学連携により、皮膚に付着した放射性物質(コバルト60)を除去する応急処置装置の開発に取り組んだことも印象に残っています。私たちの役割は、製品化に向けて試作品を作ること。共同プロジェクトにおけるチームマネジメントの重要性を、肌身を持って感じられたことは大きな収穫でした。4年次には、この研究の一環でアメリカのハービーマッド大学への留学も実現。ここでエンジニアリングデザインを学ぶとともに、英語での発表も経験しました。高い意識を持つ現地の学生を目の当たりにして、研究意欲が大いに高まりました。  工学院大学を卒業後、フロリダ工科大学の修士課程に進みました。ここでは、あらゆる研究に応用がきく実践的なプログラミングや数学を身につけました。そして現在は、工学系の評価が高い総合大学であるフロリダ大学において、医学部との共同研究を進めています。ここでは細胞の培養環境となる基盤に、内臓のように柔らかい素材を採用することで人体に近い環境を再現。新たな発見が生まれることを期待しています。生物学の知識が求められる研究は、私にとって未知の領域。しかし、常に新しい道を切り拓いてきた私にとって、新しい挑戦は望むところ。論文を読み、課題を見つけ、仲間とともにそれに立ち向かう。学部生のころから培ってきた方法に忠実でさえあれば、分野を問わず結果は出ると思っています。研究実績を重ねた先の夢は、起業すること。その実現に向けて、これからも挑戦し続けていきたいと思っています。学部3年の9月から翌年5月まで、アメリカ・ハービーマッド大学の学生と研究を行いました。写真は現地で卒業研究の発表をした後に撮影したものです。大学周辺には日本人が少ないため、日本人勉強会という会を開き、日本から来た研究者や教授、学生の方々と、最新の研究情報や留学に至った背景などを共有しています。思い出の一枚留学先の様子めざすは世界。分野の壁を飛び超えて、ハイレベルな研究に没頭。いつか世界で活躍する。そのための基礎を磨いた4年間挑み続けるその先に、叶えられる夢があると信じる機械理工学科先進工学部

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る