工学院大学 大学案内2019
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物理学に関する高度な知識を養い応用への興味を広げる応用物理学は、物理学と工学をつないで新しい技術を生み出すことを考える分野です。2年次後期からは産業界への応用を念頭に置きながら、応用物理学に関する4つの領域の基礎知識を学修し、工学の基礎も修得します。3年次からはさらに物理学についての深い教養を身につけます。「幾何光学」 (3年次)幾何光学の基礎的概念を学ぶとともに、幾何光学が応用されているカメラ、光学顕微鏡、分光器などの光学機器の動作原理に関する理解を深めます。物理情報計測領域「光物性」 (3年次)光(電磁波)と物質の相互作用の基礎物理から(映像ディスプレイなどに使われる光デバイスなどへの)デバイス応用までを幅広く学びます。物性・材料領域「宇宙・地球科学」 (3年次)宇宙・太陽系・地球の歴史や最近のトピックについて、物理学の知識をもとに学びます。物理・応物一般領域「微細加工技術」 (2年次)生産技術に関する開発者・研究者として活躍できるよう、電子デバイスや光デバイスなどの製造方法やそのプロセスの物理的原理を学びます。エレクトロニクス領域物性・材料領域物理情報計測領域物理・応物一般領域エレクトロニクス領域物理+地学的要素物理+工学的要素物理+数学的要素物理+化学的要素4つの領域を体験的に学ぶ「応用物理実験Ⅰ~Ⅲ」 (2・3年次)本学科で扱う4つの領域を横断して取り上げ、すべてのテーマについて全員が実験を行います。基本的な物理現象を実験によって体感することで講義で学ぶ理論への理解を深め、さらに実験科学者に必要な高度な実験技術を実践的に身につけていきます。理数系のどの分野に対しても興味があったので、2年次後期に学科配属される「先進工学部総合」で入学しました。入学後は、物理と化学分野の基礎を中心に履修しました。その中で、小麥先生の授業で見た写真に心を奪われました。それは、大型望遠鏡「アロマ望遠鏡」が捉えた、おうし座HL星の写真で、その鮮明さに衝撃を受けると同時に、もともと興味のあった天文学への探究心が蘇り、応用物理学科を選択しました。特に面白いと感じているのがセミナーの授業です。とても難解な数学の課題が出され、それをじっくりと解いていきます。一つの問題に向き合い、奥深く掘り下げる勉強にやりがいを感じ、原理を追求する力や論理的に説明する力が鍛えられました。その経験を生かし、今後は惑星形成や生命の起源の解明に役立つ電波望遠鏡について研究をしたいと思います。応用物理学科 3年政井 崇帆さん東京都私立明星学園高校出身年次・(後期)さまざまな学問との境界から生まれる、応用物理学の各領域を学びます。学びの柱授業で見た惑星写真がきっかけで天文分野への研究意欲が高まる応用物理学科に新たにできる宇宙理工学専攻では、宇宙物理学を学べるだけでなく、工学と理学を融合した学びを通して、将来の成長が見込まれる宇宙ビジネス分野でも活躍できるイノベーション人材(科学技術においてイノベーションを生み出す力を持った人材)を育成します。宇宙を探究し、柔軟な発想力と実践的な研究開発能力を磨きます。2019年4月、「宇宙理工学専攻」開設!3年次Kogakuin University 2019040応用物理学科先進工学部

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