工学院大学 大学案内2019
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1年をかけてじっくりと研究テーマに取り組み卒業論文を完成卒業研究は、実社会とつながる実践力を養うトレーニングの場面。テーマに応じて情報を収集・整理・選択しながら、これまでに勉強してきた知識を統合して使います。論文をまとめることで、テーマへの深い理解やプレゼン能力も培われます。研究領域のキーワード環境システム工学バイオマスエネルギー大気汚染防止生物資源利用水処理土壌浄化オゾン処理地球温暖化環境評価・設計ライフサイクルアセスメント(LCA)環境経営低炭素社会計算化学環境材料設計環境材料化学再生可能エネルギー燃料電池環境調和型材料熱電変換リサイクル社会は学生に対し、研究成果だけでなく安全知識も求めています。研究室では、作業着の機能などを含めた安全教育を徹底しています。研究室内にある分析ルームには、電子顕微鏡やX線回折装置など最先端の分析機器が揃っています。作製する電池材料の特性を確認し、性能を評価します。研究の成果は積極的に国内外の学会や学術論文で発表しますが、権利化できる成果については特許申請を行い、技術者に必要な知的財産の知識も実践で学びます。 研究のプロセス現在、スマートフォンやモバイルPCなどのバッテリーとして、リチウムイオン二次電池が使われています。しかし近年、安全性や寿命などが重要視され、蓄電池をはじめとする化学エネルギーの変換・貯蔵デバイスの新たな技術開発が期待されています。研究室ではデバイスを構成する材料に着目し、この設計により従来の10倍以上の大容量電池や、材料すべてを固体化した全固体電池の高性能化を実証。今後は、基本的な材料性能評価をもとに高性能化に取り組み、実用化をめざします。電気環境化学研究室関 志朗 准教授材料の可能性に着目し次世代型蓄電池を実現する環境化学科 研究室一覧 電池の作製において水分は大敵。 露点が約-100℃に保たれたグローブボックスの中には電池を作る装置や材料が準備され、この中で試験用電池を作ります。024エネルギーシステム工学研究室赤松憲樹 准教授八王子キャンパステーマ・水素分離シリカ膜の開発 ・高純度水素製造用膜反応器の開発・二酸化炭素吸収マイクロカプセルの開発 など025環境衛生工学研究室岡田文雄 教授八王子キャンパステーマ・リサイクル水電解プロセスの研究開発 ・促進酸化水生成プロセスの研究開発・気液ミキサーの研究開発 など 026環境計算化学工学研究室高羽洋充 教授八王子キャンパステーマ・二次電池のデザイン開発・バイオ巨大分子の精密解析と理論設計・機能性材料による新規分離プロセス開発 など027環境修復工学研究室酒井裕司 准教授八王子キャンパステーマ・荒漠地での廃棄物利用による植生回復評価・マングローブ生態系での環境修復および炭素固定評価・地域バイオマスを利用した磯焼け改善法の開発 など032環境生物化学工学研究室中山りょういち 助教八王子キャンパステーマ・酵素反応による有機質資源の物質変換・生体ポリマーによる膜の調製と物質透過・超臨界二酸化炭素による抽出分離 など033電気環境化学研究室関 志朗 准教授八王子キャンパステーマ・革新的・安全な蓄電池の開発・新しい電解質材料の多角的なモデリング・ナノテクノロジーによる反応の直接観察 など028環境マネジメント工学研究室稲葉 敦 教授新宿キャンパステーマ・衣・食生活のCO2排出量とライフスタイル・ツーリズムの環境影響評価・野菜工場等の環境調和型新産業の提案 など029機能材料工学研究室桑折 仁 准教授新宿・八王子キャンパステーマ・高効率熱電半導体の開発 ・熱光起電力発電等エネルギー回収システムの開発・金属・セラミックス系複合材料の創製と評価 など030水環境工学研究室中尾真一 教授(総合研究所所属)新宿・八王子キャンパステーマ・膜を用いた省エネルギー水処理システムの開発 ・膜を用いたナノサイズ粒子の分級システムの開発・ 水処理用低ファウリング膜の開発 など031大気環境工学研究室並木則和 教授八王子キャンパステーマ・スプレー噴霧や超音波霧化による空気浄化技術・煙道内PM2.5測定機器の開発と応用・室内環境中二次有機エアロゾルの挙動解明 など卒業論文研究にさらに興味が湧いたら別冊の「研究室ガイド」をご覧ください。年次Kogakuin University 2019035生命化学科環境化学科応用物理学科機械理工学科応用化学科先進工学部

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