工学院大学 大学案内2019
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年次化学の理論を実験で身につけ3つの専門分野を広く学ぶ現場のフィールドワークから実験室や仮想空間まで、多角的で多様なスケールでの環境問題の解決手法について、3つの領域から横断的に学んでいきます。また、化学製品や装置を実際に作り出すための方法を修得します。3つの領域を横断的に学び、同時に技術者としての知識も身につけます。化学工学環境システム工学環境材料化学環境評価・設計製品の環境への影響を評価するLCA(ライフサイクルアセスメント)大気・水・土壌の分析と保全化学を利用した製品・装置を作る手法新エネルギーや環境負荷の小さい材料の創造環境化学科 3年広野 加奈さん東京都私立山脇学園高校出身環境問題を身近にする、工夫ある授業小学生のときに環境省の見学会で地球温暖化問題を知ってから、環境問題は常に私の大きな関心事でした。そして、環境保全に化学は欠かせません。そのことから、環境と化学の両方が学べる環境化学科は最適だと思い進学しました。2年次の「環境分析実験」は、自宅から持参した水道水の硬度を測定したり、検知管を用いて周辺の二酸化炭素濃度を測るなど、生活の中にあるデータを知ることで、環境問題がより身近に感じられるようになります。また、下水処理施設などへ見学に行く「環境施設見学」は、実際の社会にふれる経験が積める貴重な機会でした。さらに、そこで働く人の話から企業の環境意識の高さを実感し、モチベーションが高まりました。浄化技術で大気をもっとクリーンに3年次に空調機器メーカーへのインターンシップに参加しました。そこで知ったのが、有害物質の発生を最小限に抑える商品製造工程など、環境配慮への高い意識。大いに共感するとともに、環境改善につながる研究をしたいと改めて感じました。人のくらしと密接にかかわる身のまわりの大気に関心があり、4年次の卒業研究では超音波で霧状にした水に空気中の塵を付着させる空気浄化方法の技術開発に取り組む予定です。研究を通して環境に対する理解をさらに深め、社会に貢献できる仕事に就きたいと思います。分析機器にふれ、測定方法を学ぶ「機器分析実験」 (2年次)幅広い実験技術を身につける「環境化学実験A・B」 (3年次)大気や水、土壌などを高い精度で分析するためには、分析機器を使用します。実験では、ガスクロマトグラフィーなどの代表的な分析機器を用いて、さまざまな化合物の測定を行い、分析の処理方法や装置の扱い方を身につけます。化学工学や環境関連にかかわる熱輸送、吸着、ろ過などのテーマ、さらにエネルギーや材料関連にかかわる電池や材料評価などのテーマを取り上げ、学びの領域をまたいで多様な実験を実施。4年次の卒業研究に必要となる実験技術を修得します。学びの柱環境と化学、双方の学びを通して豊かなくらしに貢献したい3年次年次・(後期)Kogakuin University 2019034環境化学科先進工学部

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