工学院大学 大学案内2019
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1年かけて先端的な研究に取り組み卒業論文を完成させる1年をかけて先端のテーマを探究し、その試行錯誤の過程で多くのものを身につける卒業研究。答えのない課題に対して能動的に働きかけ、体力・気力・知力を培い、未知なるものにチャレンジする意欲が鍛えられます。学会発表で他大学や研究所の人と接する機会もあります。研究領域のキーワードセラミックス高分子触媒分子構造解析熱伝導材料植物機能触媒設計ナノテクノロジー無機先端材料不均一系触媒食品素材有機機能材料食品ナノサイエンス界面特性高機能ガラス燃料電池濡れ性特定の機能を持つセラミックスを実現する材料の組成・構造について、データを解析・検討しながら材料設計のアイデアを練ります。材料を作るための素材を乳鉢ですりつぶして混ぜ合わせます。求める結果を出すために、素材を均一に混ぜることが重要です。研究室にある1300℃以上の高温の電気炉に入れて溶融させます。ドロドロになった材料を冷却させ、物性を変化させます。電子顕微鏡で表面の変化を観察したり、電気伝導度を測定するなど、物性の変化を測定して、目的の物質ができているかを評価します。 研究のプロセスセラミックスは無機物を焼成してできた物質の総称で、一般には電気を通さない性質が知られています。ガラスもセラミックスの一種ですが、再加熱することで導電性を付与できることが近年の研究でわかってきました。研究室では、その原理を応用して、液漏れを起こさない電池材料の開発を行っています。他にも、セラミックスを対象に、各種素材の構造解明や高機能化などを研究し、環境負荷を抑えた優れた素材開発に取り組んでいます。機能性セラミックス化学研究室大倉 利典 教授高機能ガラスで環境に優しい材料を開発応用化学科 研究室一覧 011環境分析化学研究室釜谷美則 准教授八王子キャンパステーマ・温泉排水中のフッ素およびホウ素の除去システムの構築 ・界面活性剤を簡易に分析する方法の開発・ミジンコを用いた毒性評価の研究法 など012/013機能性高分子研究室伊藤雄三 教授/川井忠智 准教授八王子キャンパステーマ・高熱伝導樹脂の熱伝導性発現機構の研究 ・液晶性高分子の機能発現機構の解明・高圧水素下でのゴムの物性と構造の研究・生体分子間相互作用の分光学的解析研究 など テーマ・組成傾斜高分子材料の創成・リビングラジカル共重合の反応機構解析・マクロモノマーを用いたナノ構造体の創製・生分解性高分子の分子特性解析 など014/015機能性セラミックス化学研究室大倉利典 教授/吉田直哉 准教授八王子キャンパステーマ・高機能性ガラス・アモルファスの開発・超イオン導電性結晶化ガラスの開発 ・放射性廃棄物固化用ガラスの基礎的検討・環境センサーおよび蛍光体の開発 などテーマ・固体表面の動的濡れ性の原理解明と応用・光触媒を用いたセルフクリーニング表面の開発 ・滑水性を有する無機酸化物の開発と応用 など020/021無機表面化学研究室阿相英孝 教授/橋本英樹 助教八王子キャンパステーマ・自己組織化を利用した機能表面の創製・湿式プロセスによる半導体の微細加工・酸化還元反応に基づく機能材料の創製 などテーマ・機能性鉄酸化物の合成・酸化鉄の色材への応用・高彩度赤絵磁器の開発 など022/023有機高分子化学研究室小林元康 教授/山口和男 講師八王子キャンパステーマ・リビング重合法に基づく高分子の精密設計 ・新規水溶性ポリマーの合成とその低摩擦特性・低環境負荷型接着材料の開発 などテーマ・ラジカル捕捉型酸化防止剤の分子設計・紫外線吸収型酸化防止剤の合成・酸化防止剤分子の模索 など016/017触媒化学研究室奥村 和 教授/飯田 肇 講師八王子キャンパステーマ・パラジウム・金などの担持金属触媒の調製と触媒機能・シンクロトロン放射光による固体触媒の構造・状態解析・固体酸触媒による環境調和型反応 などテーマ・食用油脂加工のための触媒の開発・自動車排熱の化学的回収触媒の開発・メカノケミカルを利用した触媒調製 など 018/019食品化学工学研究室山田昌治 教授/杉山健二郎 講師八王子キャンパステーマ・食品のフレーバーの分析と特徴づけ ・食品の品質変化挙動の化学分析・製パン・製麺プロセスの解析 など テーマ・植物のアミノ酸代謝制御機構の解明・カロテノイド生合成経路の解明・植物を利用した機能性物質の生産 など卒業論文研究にさらに興味が湧いたら別冊の「研究室ガイド」をご覧ください。年次Kogakuin University 2019029生命化学科環境化学科応用物理学科機械理工学科応用化学科先進工学部

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