工学院大学 大学案内2019
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備えた学問を結集して新しい成果を生み出すための卒業研究に取り組むこれまでに身につけた知識と技術を実践して、自分の研究テーマを探究する卒業研究。テーマの大小にかかわらず、オンリーワンの成果を上げることをめざします。また得られた結果は、卒業論文にまとめるだけでなく、学術雑誌などで発表することも視野に入れます。研究領域のキーワード創薬有機合成化学生化学ケミカルバイオロジー遺伝子工学医薬品合成DNARNAゲノム疾患にかかわる遺伝子糖質分解酵素再生タンパク質工学微細藻類窒素固定細菌植物細胞外マトリックスコラーゲン無数に考えられる化合物からコンピュータ等を使って医薬品となりうる分子構造を設計し、教員とも相談して合成する化合物を決めます。さまざまな化学反応を駆使して、目的の分子構造を持つ化学物質をつくります(合成)。ノーベル賞反応も頻繁に活用します。カラムクロマトグラフィや再結晶等の精製法で不純物を取り除いて、目的とした化合物だけを単離します。期待通りの機能を備えているか、合成した化合物を評価します。そこで得られた結果を化合物設計にフィードバックして、より優れた化合物を探索します。 研究のプロセス異常をきたした体の機能を正常に戻す化学物質が医薬品です。無数に考えられる化合物のうち、製品化される確率が3万分の1程度という世界で、10年以上かけて新しい薬を生み出すのが“創薬”です。研究室では主にがんやアレルギー疾患を対象に、創薬の初期ステップにあたる、医薬品となる可能性を秘めた化合物の創製に取り組んでいます。簡単に成果がでるものではなく、根気強さが求められますが、そこで得られた成果が社会に役立つことをモチベーションに研究を行っています。医薬化学研究室松野 研司 教授人類の健康を支える医薬品のタネを創製卒業論文生命化学科 研究室一覧 001/002有機合成化学研究室南雲紳史 教授/安井英子 准教授八王子キャンパステーマ・抗がん剤や抗生物質の化学合成 ・顕著な生物活性天然物の全合成 などテーマ・高選択的シスアルケン合成法の開発・タンデム環化反応の開発 など 003/004生物医化学研究室小山文隆 教授/坂口政吉 准教授八王子キャンパステーマ・疾患にかかわる遺伝子とタンパク質  ・哺乳類キチナーゼの機能研究 など テーマ・極限環境生物の糖質分解酵素の機能研究・好熱性タンパク質分解酵素の機能研究 など009/010医薬化学研究室松野研司 教授/大野 修 准教授八王子キャンパステーマ・抗がん剤の医薬化学研究 ・新規な創薬標的の探索・希土類ルイス酸による新規反応開拓 などテーマ・海洋生物由来新規医薬シーズの探索・培養細胞を用いた疾患モデルの構築・薬効発現機構のケミカルバイオロジー など005/006生物資源化学研究室菅原康里 教授/油井信弘 准教授八王子キャンパステーマ・微生物による環境修復システムの構築・生理活性物質の作用機構の解明・顕著な生物活性天然物 などテーマ・バイオ燃料・カロテノイドの生産・微生物由来生理活性物質の探索 ・バイオマスの有効利用法の開発 など 007/008生体機能化学研究室今村保忠 教授/辛 英哲 准教授八王子キャンパステーマ・コラーゲン産生とビタミンC ・ナマココラーゲン線維による細胞隗形成・コラーゲンによる細胞機能制御 など テーマ・ヘビ毒を用いた生体機能の解明・血管新生を制御する低分子化合物の開発・血栓症の分子機構の解明 など研究にさらに興味が湧いたら別冊の「研究室ガイド」をご覧ください。年次Kogakuin University 2019023生命化学科環境化学科応用物理学科機械理工学科応用化学科先進工学部

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