尾道市立大学 大学案内2019
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Art & Design95O・NO・MI・YA・BI アイシャドウ、宣伝ポスター3年次前期課題 F80Petit 私は、デザインの中でも特にイラストを中心に学ぶ「イラストレーション領域」に所属しています。しかし、実習で出される課題は、ただ単に何かのイラストを描いて終わり、というものではありません。自分のイラストを、ポスターやパッケージなど様々なメディアに展開していく内容のものがほとんどです。そのため、展開するメディアの特性を考慮してそれにふさわしいイラストを描くことや、自分のイラストを客観的に見て個性や魅力を引き出していくことを特に重視しながら制作に取り組んでいます。良い作品を生み出すには、自分のイラストを自分自身がどれだけ理解できているかがまず重要であるということを今までの課題を通して学ぶことができました。 物心ついた頃から女の子を描くことが本当に好きで、現在でも自分でデザインした女の子のキャラクターをメインとした作品を制作しています。作品を見た人にキャラクターの魅力をたくさん発見してもらいたいので、特徴が出やすい目元や髪の毛などは特に細部まで慎重に、愛情を込めて描き込むようにしています。自分にしか表現できない、とびきり可愛い女の子を描けるようになるために、技法や絵柄などの制作スタイルをさらに確立していくことがこれからの目標です。 3年次前期課題尾道地域活性化企画で制作した作品の一部です。ターゲット層を自分と同年代の若い女性に絞り、彼女らがさらに尾道に興味を持ち、何度も尾道に来てもらうことを目標として、ご当地コスメブランド「O・NO・MI・YA・BI」をデザインしました。サクラ、レモン、イチジクをモチーフとした尾道ならではの3種類のアイシャドウを想定し、それらをイメージした女の子のキャラクターをデザイン、そしてそのキャラクターを用いてコスメを宣伝していく、というのが企画の大きな流れです。以前から実際に販売されていた尾道のご当地コスメが、発売当初の売れ行きと比較すると勢いが落ち着いてしまっているという現状を知った際に、それをなんとかして改善できないだろうかと感じたことがこの企画発案の大きなきっかけとなっています。自主制作オリジナルキャラクターの「プティ」を描いた作品です。特に自主制作では、じっくり時間をかけて様々な技法を試しながら制作するようにしています。これを続けてきたことで、自分の目指しているイラストのイメージが明確になりつつあるのではないかと感じています。実際にこの作品を制作する中でも、目をキラキラと魅力的に表現するためのコツや仕上げの段階での効果的な加工方法など、今後の制作にも活かせる新たな発見がたくさんありました。このような発見を積み重ねながら理想的な女の子の描き方を追究していくことは、自主制作の楽しみの一つです。美術学科デザインコース4年大西 夏帆

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