尾道市立大学 大学案内2018
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068尾道草紙・翠幻地 尾道市立大学芸術文化学部には日本文学科と美術学科が併設されており、全国的に見てもユニークな構成となっています。それを象徴するような、文章と絵のコラボレート企画が『尾道草紙』の出版です。 『尾道草紙』とは〈尾道の魅力を新たな創作作品によってさらに輝かせる〉というコンセプトのもと、2006年から、日本文学科学生が物語を執筆し、美術学科学生がそれにイラストをつけて制作している作品集です。学生には編集にも積極的に携わってもらっています。創刊から12号を数え(他に別冊が一冊)、これほど長く作り続けてもまだ物語の種の尽きることがない尾道という土地の魅力の奥深さに、制作者たちも驚いています。今では日本文学科と美術学科からなる尾道市立大学芸術文化学部の特徴を表すものとしてすっかり定着し、尾道市民の皆さんにも、尾道に心を寄せてくださる市外の皆さんにもご好評を得ています。また、声優の大原さやかさんが中心であるインターネットラジオの朗読番組『月の音色』で『尾道草紙』掲載作品を何度も取り上げていただき、全国の方に存在を知っていただく機会ともなりました。 近年、日本各地でそれぞれの地域の個性が薄れつつあることに危機感が高まっており、それと共に「物語」を通じて地域の個性を守って行こうという動きが盛んになっています。『尾道草紙』が尾道の魅力を守り、さらに高めていく一助になるよう、より一層の充実を目指して参ります。 『翠幻地』は各学年の編集委員と協力スタッフの手によって発行される日本文学会の広報誌です。 その内容は学生や先生方のインタビュー、研究会紹介など多岐にわたります。取材、執筆、デザインなど、ほぼ学生の手で作られています。近年、編集にDTPソフトを導入するなど、新たな取り組みも始まりました。編集委員一人一人の日々の奮闘によって、『翠幻地』は進化し続けています。尾道草紙翠幻地

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