尾道市立大学 大学案内2019
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日本文学科長信木 伸一 日本文学科は、古典文学、近現代文学、日本語学、中国文学、欧米文学、といった文学や言語をめぐる領域を中心に、民俗学、文芸創作、国語教育学も学ぶことができます。こうした多様な領域の学問内容は、概していえば学部の名称にもなっている「芸術文化」の特に言語文化に関する探求と創造ということになるでしょう。私たちが現実世界を理解するのも、その認識を他者に共有すべく伝達するのも言語によって行われます。そうした認識や行動が他者と共有されパターン化したものが「文化」です。この学科で学生諸君が行っているのは、こうした言語による様々な人の営みを研究対象として先行研究を踏まえて論理的に思考し真理を探究すること、また自分の思考や発見を自らの言語行為として創造することです。 本学科では、四年間こうした活動に打ち込み、話す/聞く、書く、読むといったスキルを高度なものにすることを目指しています。そうしたスキルは、これから社会で生きていく中で大きな支えになるはずです。これまで卒業生として多くの優秀な人材を社会に輩出してきたことがその証です。 本学科の始まりは、尾道市立女子専門学校(1946年開校、女子専門学校は旧学制における最上位の女子高等教育機関)が学制改革によって1950年に尾道短期大学(国文科)に昇格した時に遡ります。以来培われてきた知的探求を大切にする伝統は、日本文学科学生の認識・行動パターンや研究に役立つ蔵書資料に見ることができます。また、尾道市は、歴史的にも芸術文化が豊かに生み出され継承されたところであり、現在も「活力あふれ感性息づく芸術文化のまち」として市政が行われており、市民の芸術や文化への関心が高い地域です。こうした学科の風や地域性は、言語文化の探求と創造に相応しい環境と言えるでしょう。 次ページのアドミッションポリシーに、ここでの学びに適合する学生像を示しました。みなさんの「なりたい自分」のイメージと重なるなら、是非ここでいっしょに学びましょう。研究室紹介046

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