尾道市立大学 大学案内2018
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Economics, Management & Information Science035 私はスマートフォンに搭載されている加速度センサと角速度センサを使ったジェスチャ認証アプリの制作を行いました。ジェスチャ認証とは、例えばユーザがポケットからスマートフォンを取り出して耳に当てるまでの動作によって、指紋認証のように個人を識別する仕組みです。現在、加速度センサや角速度センサはカーナビやゲームのリモコンなど様々な分野で使われています。しかしジェスチャ認証は認証精度が低いという問題があり、実際に使われている例はありません。そこで、私の研究ではDPマッチングを用いたジェスチャ認証の方式を提案しました。そして実際にアプリを作成して、検証実験を行い、その結果からジェスチャ認証の課題を考察しました。検証実験ではDPマッチングの方式や閾値を変えることで、認証の成功率を高めることが出来ました。最終的には、本人の認証成功率が約90%で、他人がジェスチャを真似た時の成功率は0%に抑えることが出来ました。 また公開ゼミ発表会でプレゼンテーションできたことは、私にとってとても良い経験となりました。多くの先生方と質疑応答を行うことで、自分では気づけなかった課題を見つけることができ、さらに次に活かせるアドバイスをたくさん貰いました。また、質問に対する回答をその場で考え、自分の言葉で表現することは、緊張して上手くいかなかったりします。こういった能力は実際に経験を重ねることでしか養えず、また社会で必ず役に立つスキルであると思いました。今回このような経験ができたことを感謝しています。「加速度センサと角速度センサを用いたジェスチャ認証機能の試作」有吉ゼミ増田 郁人

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