尾道市立大学 大学案内2018
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011 国語や日本語は好きだが、得意であるとは言えない。こんな人は数多くいると思います。私もその一人でした。しかし、心配することはありません。一年次は基礎的なこと・導入部分から授業が始まっていくのでみんなスタート地点は同じです。また、この大学は全国的にも珍しく、創作や言語学、各時代区分それぞれを専門とした先生が数多くいらっしゃるので、自分が研究したい、興味があることについて専門的な話を聞きやすい環境が整っています。授業外でも他の学部の学生との交流が容易で、自分がこれまで持っていなかった感性や価値観・考え方を得ることができます。この一年間で数多くのことを経験しました。募金活動をしたり、ボランティア活動をしたり。そして、それを通じて多くの人と出会いました。 自分で行動し、それをやり遂げた時、その経験は大きな達成感だけでなく、今後の自分の自信や糧となります。皆さんも、ぜひ。 私は、文芸創作を学ぶことができるという点に魅力を感じて尾道市立大学を選びました。しかし一年次には文芸創作の授業はなく、少しだけがっかり。卒業に必要な単位を考えて、あまり興味のない分野の授業をどうするか悩みながら時間割を考えました。ですが、いざ授業を受けると、それほど興味がないと思っていた分野の面白さに気づき、新たな知識が増えていくのが楽しくなりました。古典はどちらかというと苦手で近現代文学の研究や創作をしたいという気持ちが強かったのが、言語学や近現代以前の文学にも触れていきたいと思うようになったのです。 大学は、興味の扉を開いていく場所です。そして、開いた扉をその後どうするかは私たちに委ねられています。扉の先に進んでさらに知識を深めていくのか、別の扉を開くのか。自然豊かで落ち着いた環境の中で学ぶことができる尾道市立大学は、そうして扉を開き知識を深めていくのにとても適した大学だと思います。みなさんも、周りにある無数の扉を一緒に開いていきませんか。 私は「中古文学を学びたい」と思い尾道市立大学日本文学科に入学しました。入学当初は、各時代の日本文学だけでなく、欧米・中国文学、言語学など、毎回の授業で新しい知識を得られることがとても楽しく刺激的な日々でした。4年生になった今、以前から興味があった中古文学をより深く学ぶ中で「書誌学」という研究方法に出会い、その視点から和歌集の研究をしています。 授業や自分の研究テーマの勉強の他に、私は高橋文庫研究会の代表をしています。この研究会は近代文学の研究者高橋新太郎氏が遺した未整理の蔵書を整理するとともに、その資料について研究するもので、昨年は駅前で実施された日本文学会の発表会(おのみち文学三昧)に併せて、学生自らが企画した展示会を開きました。 私にとって尾道市立大学での生活は新たな知識と発見を与えてくれ、面白いことにたくさん出会う場所です。みなさんも魅力あふれる尾道の町で自分の可能性を広げてみませんか?⦆日本文学科2年森川 泰樹日本文学科3年篠原 彩日本文学科4年藤村 茉由Onomichi City University

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