尾道市立大学 大学案内2018
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就職戦線体験記 私は就職活動が始まった当初から、内定をいただいた企業に就職したいと考えていたわけではありません。きっかけは、説明会に参加している中で、たまたま学内の合同説明会で、その企業の話を聞いたことでした。最初は、自分の地元の企業が尾道まで来てくれているから聞いてみようといった軽い気持ちからでしたが、そこで興味を持ったので、今度はその企業の単独説明会に参加しました。その単独説明会でお話をさせていただいた社員の方の仕事に対しての積極性や考え方についてのお話がとても心に残り、自分もこの企業でこのような方々といっしょに働きたいと考えるようになりました。 そう考えるようになったのが4月であり、またマスコミ関係の企業であったため、時事問題や課題作文などの試験対策を始めるには遅い時期でした。しかし、どうしてもその企業に就職したかったため、キャリアサポートセンターに相談に行きました。キャリアサポートセンターの方は、「今からは難しいかも知れないけど、やれるだけやってみよう。」と言ってくださり、面接練習や入社志願書の添削、作文の書き方など丁寧に指導や相談に乗ってくださりました。課題作文の出題傾向や面接練習でもより強く述べるべきポイントなどを教えてくださり、とても参考になりました。 そして迎えた一次、二次、最終と3回の試験では、すべて個人面接だったため、自分のその企業に入社したいという気持ちややりたい仕事などをじっくりと聞いてもらうことができました。課題作文も指導していただいたことを基に、自分なりに一生懸命に書くことができました。その結果、おかげさまで内定をいただくことができました。就職活動では多くの人の支えや助けを受け、このような結果をいただくことができました。就職活動では、私がそうだったように厳しいこともありますが、自分のことを助けてくれる人や自分の考えや気持ちを聞いてくれる人は必ずいます。くじけそうになった時には、そういったことを思い出して頑張ってほしいと思います。 3年生の12月から本格的に公務員試験に向け勉強をし始めた私は、 他の受験生からすると、ものすごく遅いスタートでした。就職というものをただ漠然と考えていた私にとって、このスタートダッシュの遅れは致命的なものでした。身近に公務員試験を受けた人も、受ける人も少なく、圧倒的に情報が不足していた中で、福山の予備校に通いながら死に物狂いで勉強しました。1日の平均勉強時間は11時間を超え、社会へ出る前の厳しさを痛感したように思います。友人たちが次々と合同企業説明会や書類審査、面接、最終面接、内定という言葉を並べるたびに、 民間にすればよかったと挫けそうになることもありました。 公務員試験は様々な職種によって試験日が異なるので、チャンスはありますが、倍率はどこも高く、これだけ勉強したから受かるという保障もなかったため、私は興味のあった地元の銀行を2社決め、 就職活動を並行して行いました。 民間の企業によっては公務員試験を考えているということを伝えるとあまり印象がよくないのかもしれませんが、 私の場合は 最初の面接のときから その旨を伝え、それでも2社とも内定をいただくことができました。 希望していた市役所の試験にも合格し、とくに大きな挫折もなくスムーズに就職活動を終えることができたのは、スケジュール管理と、自分のペースを崩さなかったこと、諦めなかったこと、そして、自分はできるという自己肯定力のおかげだと思っています。これからの人生を決める大きな分岐点を迎えるにあたり、たくさん悩み、葛藤することが自分を成長させてくれます。そして、最後は自分が人生の中で何を一番優先させたいのかを考え答えを出すことが大切だと思います。就職活動は早すぎて損をすることはありませんが、遅いと焦り、不安になり、結果が納得のいくものではなかったとき「もっと早く始めておけばよかった」と後悔することになります。自分から動き出す行動力と決断力を大切にしてほしいです。 私は高校生の頃に教員を目指しはじめ、このたび運良く合格することができました。大学生活では講義やボランティアで子どもについて考える機会が多く、教員になりたいという意思がより高まっていきました。 しかし4年生になると友達の就職先がどんどん決まっていき、試験に落ちた時のことを考えては不安になるばかりでした。学習教材を扱う出版社や学習塾への就職を考えた時期もありましたが、この先出会うであろう生徒たちのことを考えたり、障がいをもっている子どもと実際にかかわったりすると「やっぱり学校で働きたい」と思い、なんとか乗り切ることができました。 筆記試験の勉強方法は人によって様々ですが、私は暗記よりも自分の言葉でかみ砕いて理解することを重視していました。さらに、大学の先生が毎週勉強会を開いてくださったので、それに参加していました。模擬授業の対策は特にしませんでしたが、普段の講義のなかで「この教材はどんな切り口で授業したら生徒が面白いかな」と考えていました。本番でわくわくしながら授業導入できたことが良かったのではないかと思います。面接については、キャリアサポートセンターで過去の面接内容を教えて頂き、自分の考えを深めておきました。 また、唯一後悔していることが1・2年生の時の過ごし方です。当時の私はアルバイトや読書や友達と遊ぶことしかせず、実のない生活を送っていました。今になって、取りたい資格や参加したい教育セミナー、その他やりたいことが出てきて悔しい思いをしています。 これから大学生活が始まる皆さん、一度きちんと自分と向き合って、どんな風に4年間過ごしたいのか考えてみてください。経験さえすれば良いということはありませんが、きっとその過ごし方がこの先の就職活動にも活きてくると思います。経済情報学科井上 隼汰経済情報学科柴田 愛未日本文学科神田 桃子(株)山陽新聞社出身校:岡山県立総社南高等学校広島県立広島北特別支援学校出身校:広島県立忠海高等学校佐世保市出身校:長崎県立佐世保西高等学校130

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