尾道市立大学 大学案内2019
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108卒業生の声美術学科は今年度で18年目を迎え、 多くの卒業生たちが専門業界で活躍しています。そんな卒業生3名から近況をレポートしてもらいました。 卒業生はどのような活動をしているのでしょう。学部卒業後大学院に進学し、さらに専門分野での制作を重ね、 作家を志向する人がコンスタントにいます。 絵画系(日本画、油画)の卒業生の中には創作活動を継続するためにアルバイトをしながら生活している卒業生も毎年一定数いますが、近年増加しているのが、中学、高等学校の美術の非常勤講師です。中には複数の学校を掛け持ちで勤務している卒業生もいます。 デザイン系では、専門のスキルを活かして、 広告代理店やメーカー、デザイン制作会社、 映像制作会社、放送局、ゲーム制作会社などへの就職の他、イラストレーターやアニメーターとして制作を続けている学生もいます。2014年 日本画コース卒業平塚 知仁2014年尾道市立大学芸術文化学部美術学科 卒業[主な仕事]2016年「玉木かつこ展」展示設営スタッフ/高松市塩江美術館「Elemental Detection」 作品制作スタッフ/埼玉トリエンナーレ2017年「リョーマの休日」モニュメント制作スタッフ/個人依頼「信濃大町 実景舎」ほか 作品制作、展示設営スタッフ/北アルプス国際芸術祭「Repetition Window」作品制作スタッフ/REBORN ART FESTIVAL 私は現在、フリーランスで美術施工・展示設営の仕事をしています。想像し難いと思うので簡単に説明すると、芸術祭などのイベントや美術館等でアーティストと共に作品を制作したり、キュレーターと共に展覧会の会場を作り上げていく仕事です。 在学中は日本画を専攻していましたが、同時に現代美術にも興味を持っており、瀬戸内国際芸術祭や尾道市街地で行われているAIR ONOMICHIなどの美術活動のサポートによく参加していました。こういった経験から、卒業してからも何らかの形で美術に携わる仕事をしていきたいと考えるようになりました。子供の頃より、美術も物作りも大好きだったので、美術施工という仕事があると知って、迷わずこの道を選びました。 アーティストになるため、デザイナーになるためと、自分の専攻分野について深く勉強していくことも重要な事ですが、少しでも興味のあることには積極的に参加し、広い視野を持って美術を楽しんでいってほしいと思います。

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