専修大学 大学案内2019
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17専修大学には、経済系の学部として経済学部、経営学部、商学部の3つの学部があります。これらの学部は、学問分野が多少重なりあっていることもあって、まとめて経済系3学部と呼ばれていますが、各学部はそれぞれに固有の特徴を持っています。ここでは皆さんにとって最も身近な存在である「コンビニ」を例に取り上げながら、3学部の違いを分かりやすく紹介してみたいと思います。経済学部おにぎりから週刊誌まで、欲しいモノがいつでも手に入るコンビニ。ここでは、およそ2,800品目の商品が売られ、消費者のニーズにあわせて、1年で7割の商品が入れ替わります。コンビニ弁当の惣菜などは、遠くアジアの国々から輸入されています。私たちが必要とする商品を、私たちの知らない遠くの誰かが生産し、私たちの手元に届けてくれる見えないネットワーク、「市場経済」がそれを可能にしています。24時間営業のコンビニは豊かさの象徴ですが、他方でエネルギーやゴミの問題などにも直面しています。そのような様々な顔を持つ「市場経済」の仕組みを学ぶのが経済学部です。「コンビニ」に商品が並ぶまでの社会の仕組みや環境などを考える経営学部今では日本の至るところにコンビニがありますが、コンビニがこれほどまでに発展することができたのは、特定地域への集中的なチェーン店の展開、新商品や新サービスの継続的な提案、それを支える健全な財務体質の確立、洗練された情報・物流システムの活用といった経営戦略が成功したためです。そのためには、モノ、カネ、情報の役割についてよく理解していなければなりません。また、コンビニの成功は、顧客重視を実践する経営者や、やる気を持った社員や店長といったヒトを中心とする経営資源によっても支えられています。このように企業に関する戦略と組織を学ぶのが経営学部です。「コンビニ」を運営する企業が継続して成長し続ける戦略を考える商学部例えば、あなたがコンビニを開店するとしましょう。そうなると、どのような商品をどれだけ品揃えしたらいいのか、陳列棚への商品の配置や、接客サービスはどのようにすれば効果的なのか、お客にアピールする販売促進やイベント、店頭広告などはどのように企画したらいいのか、また販売会計データをどのように記録して利用したらよいのか、といった問題に直面するはずです。こうしたコンビニの店頭で生まれる具体的な問題から出発して、個々の店舗の経営やチェーンの運営の方法、さらにはそれらに影響を及ぼす諸問題を、取引という視点から実践的に学ぶのが商学部です。「コンビニ」の商品を売るための陳列やサービス、広告を考える知への興味が見つかる 大学の学びへの招待経済学部・経営学部・商学部はどう違うの?経済系3学部の違い▶「コンビニ」を例にした3学部の視点

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