学習院大学 大学案内2018
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GAKUSHUIN UNIVERSITY095 how to study  実験は物理学科の教育の要です。1年次から3年次に至るまで、講義を通じて段階的に物理学の基礎を学びながら、それぞれの学年に用意された必修の実験科目を通じて「自分の手を動かし、自分の目で見て、自分の頭で考える」姿勢を身につけていきます。例えば1年次の「基礎科学実験1」では物理の実験の基礎を学び、「基礎科学実験2」で化学と生命科学の実験を体験。2年次1学期の「物理実験1」で物理学の重要テーマについての実験と測定技術を身につけた後、「物理実験2」「物理実験3」と徐々に本格的な実験に取り組んでいきます。 物理の基礎を学びながら、 自分の手を動かし、自分の目で見て、 自分の頭で考える姿勢を身につける。 物理学科で学ぶ内容が、社会でそのまま役立つことはそう多くありません。しかし、一流の教員と共に研究を進める中で「困難な課題に直面したとき、原理や基礎に立ち返って対策を練り、それを実行して現状を打開する」という重要な姿勢を学ぶことができます。実際、卒業生は電気、光学、化学、通信、情報など幅広い業界で活躍しており、その柔軟な対応力を実社会でも証明しています。物理学科卒業生の就職力とは 学部卒業生の約半数は博士前期課程に進学します。大学院生は理学部の研究活動の主力として、国内はもとより世界を股にかけて学会や国際会議で研究成果を発表することになります。博士前期課程の修了者の多くは就職しますが、博士後期課程に進んで学問を究めようという学生たちもいます。博士前期課程の修了者の多くは、企業の研究所など第一線で開発・研究に携わっています。その先を目指す学生のために column column  4年生が自分の卒業研究に関連する文献を読み、学生やスタッフ全員の前で発表する「大輪講」。物理の内容の理解を深めるだけでなく、プレゼンテーションの技術をトレーニングする機会にもなります。発表する学生の味わう緊張感は並大抵のものではありませんが、社会に出てからも大輪講が最も思い出深く、また役に立ったと語る卒業生も少なくありません。 卒業研究発表に次ぐ重要なイベントで、物理学科の教育姿勢を端的に物語る科目の一つとなっています。プレゼンテーションの場、大輪講物理学論講(大輪講) seminar  卒業研究は、物理学科の学生にとって4年間のしめくくりとなる重要な活動です。8つある研究室が扱う分野は純粋物理学から応用物理学まで広範囲にわたり、いずれもオリジナリティあふれる手法でそれぞれのテーマに取り組んでいます。 最近の例を挙げると、量子光学をテーマとする平野研究室、結晶物理工学をテーマとする渡邉研究室では共にレーザーを用いた最先端の実験を行っています。平野研ではレーザー冷却による超低温の液体が、渡邉研ではレーザーで融解した1000℃を超える液体が、共に宙に浮いている様子が観測されました。各学生がまとめた研究成果のレポートは後々まで研究指針や実験マニュアルとして利用され、研究室の貴重な財産となります。4年間の学問の集大成、卒業研究物理学特別研究(卒業研究) topics 物理学科 Department of Physics理学部 Faculty of Science2018年度入学定員在籍学生数名48 1 年 6 3 名 2 年 6 3 名 3 年 59 名 4 年 5 2 名237名男子84.4%女子15.6%2016年5月1日現在 data 2018年度入学試験区分自己推薦特別入試公募制推薦入学社会人入試指定校推薦入学AO入試編入学試験外国人留学生入試海外帰国入試入試の詳細は〉〉P.130一般入試(コア試験日)一般入試(プラス試験日)

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