学習院大学 大学案内2018
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GAKUSHUIN UNIVERSITY094物理学は今も多くの謎を抱える未完成の学問です。その対象はミクロな原子や素粒子から生命を支える生体分子、私たちの身の回りの物質、さらには宇宙にまで広がっています。インターネットを活用した高速大容量の通信技術や、MRIなどの先端医療技術、実用化が待たれる超伝導リニアなど、今日のあらゆる先端技術の基盤には物理学の研究成果があり、その可能性はまさしく無限大です。実験を通して未知なる世界を探究する興奮と喜びは、物理学ならではのもの。たとえ今は道筋が見えなくとも世の中に役立つ技術を生み出せるかもしれない─そんな夢を見ることができるのも物理学の魅力といえるでしょう。未知なる世界を探究する喜びがある major topics 理学部 Faculty of Science物理の最先端に論理的かつ創造的に立ち向かい、自然界や宇宙にひそむ新たな理を見出す。Department of Physics物理学科 物理学が対象とするのは、ミクロな原子や素粒子、身の回りの多彩な物質、生命を支える生体分子、さらには広大な宇宙にまで及ぶ実に多様なテーマです。物理学科で追究する学問とは、公式を覚えて問題を解いたり、すでにある法則を確かめるために実験を行うことではありません。混沌とした世界に立ち向かい、実験や考察を通して、人の主観や感覚に左右されない普遍的な法則を作り出す「本当の物理」です。自然にひそむ普遍性を理解することで、私たちはあらゆる領域を研究の対象とすることができ、世界の新しい見方を提示することもできるのです。 原子・分子から宇宙まで 多様なテーマを扱い、 世界にひそむ普遍性を理解する。 what we are doing  物理学科は1学年の定員48名に対して教員が16名(教授・准教授・講師・助教)と教える側の比率が高く、本当の意味での少人数教育を現実のものとしています。物理学科の教員は、学生たちを共に物理の世界を歩く「仲間」と捉え、日常生活を通じてきめの細かい教育を実践しています。4年次には全員がいずれかの研究室のメンバーとなり、最先端の研究に本格的に参加し、プレゼンテーションの必修科目である「大輪講」や卒業研究に挑みます。時には4年生が立派な成果を挙げて、学会や国際会議で発表することもあるのです。 本当の意味での少人数教育と 最先端の研究への参加を通じて、 「物理のプロ」として成長できる。 what we are doing

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