学習院大学 大学案内2018
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GAKUSHUIN UNIVERSITY079 フランス語の基礎を終えた3年生に、それまでとは少し違う文章へのアプローチを教えます。文法や単語の意味だけでなく、もっと広く具体的に、文章の意図と構造、歴史的・文学的な背景、その文章にこめられた言葉の仕掛けなどを解説します。 重視されているのは、当たり前だと考えがちな事柄にもっと鋭い注意を向けること。そのために、フランス語の短編小説をゆっくりと読み、詳しい解説が行われます。また、日本語の短編小説やエッセーを、その文学的効果を意識しながら、できるだけ優雅なフランス語に訳していきます。簡単ではない、だから実践的な力が身につくフランス語演習 ティエリ・マレ 教授 1・2年次でフランス語圏の文化の基礎を学んだ学生たちが、専任教員の提示するテーマを選択して、自分が関心を持つ分野の知識を深めていく場、それがゼミナールです。私のゼミでは、19世紀最大の諷刺画家ドーミエの作品を取り上げています。ドーミエは19世紀のパリを生きる人々の日常を優しく、時に辛辣に描いています。授業では、彼の版画とそれにつけられたキャプションを読み解きながら、当時のパリ生活の日常を明らかにして行きます。テクストの行間を考察し、「読解の深み」を探究する。ゼミナール野村正人 教授 seminar seminar how to study  3年次からは、各自が興味と関心に応じて4つからなるコースのいずれかを選択し、ゼミを中心にコース別の講義・演習を優先的に履修します。「言語・翻訳コース」は、フランス語や言語一般の特性や体系、あるいは日本語とフランス語の関係を研究するコース。「文学・思想コース」は、フランス語圏の文学や思想を研究します。一方、演劇、オペラ、バレエなどの舞台芸術や映像芸術を研究するのが「舞台・映像コース」です。そして上記3コースに収まらないテーマや、ヨーロッパ以外のフランス語圏文化の地域を研究する「広域文化コース」も用意されています。 自由かつ多角的な視点で フランス語圏の文化にアプローチする 4つのコース制。 学習院大学は、フランスのリヨン第2大学、リヨン政治学院、パリ第7大学、パリ第10大学と協定を結び、学生・大学院生の留学を支援しています。協定留学には選抜試験がありますが、この制度を利用すると、受け入れ大学での授業料免除が受けられるほか、単位互換、宿舎の確保などがスムーズに行われます。実際にフランス語圏文化学科の学生が、在学中にこの制度を通じて充実した留学を行い、成果を挙げています。協定留学制度を利用しフランス語圏に留学・研修 本学科は研究者や教育者を目指す学生の指導に定評があり、この教育体制に応えるべく、映画、演劇、コミックなどさまざまな分野の専門家や、小説家、詩人、評論家として活躍する教員が数多く在籍しています。文学部研究棟には、歴代の教授陣が選び、寄贈してきた約7万冊の蔵書を収めた開架式書庫があり、常に学生のために開放されています。ビデオやDVDなどの映像資料も充実しています。フランス語文化に浸かれる充実した教育環境 column column 2018年度入学定員在籍学生数名80 1 年 94 名 2 年 79 名 3 年 91 名 4 年 99 名363名男子18.5%女子81.5%2016年5月1日現在フランス語圏文化学科 Department of French Language and Cultures 文学部 Faculty of Letters data 2018年度入学試験区分自己推薦特別入試公募制推薦入学社会人入試指定校推薦入学AO入試編入学試験外国人留学生入試海外帰国入試入試の詳細は〉〉P.130一般入試(コア試験日)一般入試(プラス試験日)

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