学習院大学 大学案内2017
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GAKUSHUIN UNIVERSITY059 学習院大学の文学部は、それまでの文政学部から独立して、1952年に発足。当時は哲学科と文学科の2学科しかなく、哲学科は文学部の全学科の中でも最も古い一貫した歴史を持っています。設立当初から続く哲学と思想史の分野に、現在は美学と美術史、芸術学の専門分野を加え、人文科学の根本に関わる幅広い研究と教育を行っています。文学部の全学科の中で最も古い歴史を持つ哲学科 哲学科の卒業生の進路は、他の学科と同じように、広い業種の一般企業に就職する人が最も多く、銀行、商社、出版、サービス、通信、IT、教育など様々な分野で、皆それぞれに、哲学科で学んできたことをいかしています。他方、大学院に進学して研究を続ける学生が多いのも哲学科の特色です。また、公務員や教員、学芸員になる人もあります。哲学科では、他学科と同様に、教員資格や学芸員資格を取得することが可能ですが、近年これらの専門職資格は、大学院修士課程(博士前期課程)の修了が求められるようになってきています。卒業後にはどんな進路が待っている? column column  1年生でギリシア語を学んだ学生が受ける演習ですが、実際には2年生以降にギリシア語を学び始めた学生や、高学年のリピーターも参加しています。プラトンの作品の中で、比較的読みやすく、注釈書などが充実しているものを選び、文法事項を確認しつつ、古典語をしっかりと読解しようとします。「テクストを正確に読むことも出来ないで、何か高尚めいた批判などをする者こそまさに唾棄すべきである」(田中美知太郎)。安易に哲学の問題には踏み込まないストイックな授業です。ただし、無駄話には大いに踏み込みます。2年次演習A(ギリシア語) 小島和男 准教授 seminar  卒業論文の制作に向け、テーマ・リサーチ・ロジック・プレゼンテーションを軸に実践的なゼミを行っています。論文の執筆には、まず作家や作品など論文の対象を決め、そこから問題点を抽出して何を論じるのかをテーマ化せねばなりません。対象をリサーチし、テーマが決まると、それを論じるためのロジックの大枠が決まり、それに関わる2次リサーチに入ります。実際に論文を執筆するところまで、各段階でのプレゼンテーションを繰り返しながら卒業論文を作り上げ、卒業後にも役に立つスキルが身につくよう配慮しています。日本美術史演習I島尾 新 教授 seminar data 2017年度入学試験区分自己推薦特別入試公募制推薦入学一般入試社会人入試指定校推薦入学AO入試編入学試験外国人留学生入試海外帰国入試入試の詳細は〉〉P128哲学科 Department of Philosophy文学部 Faculty of Letters2017年度入学定員在籍学生数名95 1 年 9 4 名 2 年 1 0 3 名 3 年 1 0 5 名 4 年 1 3 5 名437名男子33.9%女子66.1%プラトンの作品群を題材に古典語の読解をストイックに追究。卒論執筆に向けた指導を通じ、実践的なスキルを修得。2015年5月1日現在 how to study  「哲学・思想史系」では、古代ギリシアから現代までの西洋哲学や、政治、社会、宗教、芸術、文学などを含む幅広い思想史的な研究や、日本、インド、中国、などの仏教をはじめとする東洋の諸思想を研究することが出来ます。各分野に精通した教授陣の懇切な指導により、「哲学」という広大な学問領域にアプローチするための知識と方法を身につけることが出来ます。「美学・美術史系」では、絵画史、彫刻史、工芸史をはじめ、美学・芸術学など、多様な領域の研究が出来ます。一流の教授陣には定評があり、美術全集や大型図版などの資料が研究室に揃っているほか、カメラやスキャナーなどの設備も整い、実践的な研究に力を入れています。特に、フィールドワークを重視しているため、先生方と実際に調査に行くこともしばしばです。 「哲学・思想史系」と 「美学・美術史系」からなる 多彩なカリキュラムを提供。

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