学習院大学 大学案内2018
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 経済学部の学生にとって、2年次第2学期から4年次にかけて配当されている演習(ゼミナール)は、学生生活の多くを注ぐべき重要な科目といえます。学生たちは少人数を徹底した任意のゼミに所属し、担当教員の行き届いた指導のもと、各自で選んだテーマに沿って自主的な研究に取り組むことになります。 細野先生が担当する演習は「日本経済と世界経済の実証分析」がテーマ。為替や株、金融危機、企業合併、景気など、テレビや新聞で今まさに話題になっているニュースを経済学の観点から分析し、考察を重ね、レポートを発表するというのが、演習における学びの基本的な流れ。「ある特定の狭いテーマを掲げるというよりも、その時々のホットな論点・課題を扱いながら、課題の発見や分析、プレゼンテーション、議論という一連の流れを経験し、学んでもらいたいと考えています」と細野先生は語ります。 演習全体のカリキュラムに関しては、特に3年生はインターカレッジゼミ(合同ゼミ)の準備と個人レポートの発表の準備の2本立てで進んでいき、4年生は卒業論文に取り組むというのが大きな流れとなっています。インターカレッジゼミとは、研究内容が近い他大学のゼミと合同で行うもので、グループごとに準備を進め、年間2~4回ほど行われます。インゼミ自体は、賛成・反対に分かれてディベート形式で行われる場合もあれば、事前に決めたテーマについてレポートを発表し、それに対して質問や議論を行う場合もあります。「他大学の学生と同じテーマについて議論をするわけですから、うまくやりたい、恥をかきたくないと考えるのは普通のこと。こうした機会を設けることが、結果的に学生たちの力や、やる気を引き出すことにつながっていると思います」 個人レポートは、データ分析の手法を学ぶことが主な目標です。年に2、3回程度、演習内で発表の機会を設け、最終的にレポートを提出するという流れになっています。データを用いた分析を重要視するの 学生たちの意欲を刺激し、 潜在能力を引き出す 他大学とのインゼミが充実。 主体的に学び、 行動する姿勢につながる 積極的な議論をサポート。 世界経済のホットな事象を扱いながら、専門的な分析・プレゼンテーション能力を向上させる。演習(3年生)Seminar(Junior)細野 薫 教授Prof. HOSONO, Kaoru演習レポート Seminar Report経済学科 Department of EconomicsGAKUSHUIN UNIVERSITY044

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