学習院大学 大学案内2017
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GAKUSHUIN UNIVERSITY038 政治学は「政治家になるための学問」ではありません。実社会では、どんな立場にあっても「政治」の素養が問われる場面があり、そうした現実に対して色々な見方ができるようにするのが政治学です。政治学科では、政治史、政治理論、比較政治、国際関係、社会学等を多面的・総合的に学び、多岐にわたる人間関係や社会生活を「政治」という観点から考察することで、激動する現代世界で活躍するための知的基盤を養います。本学科の英語表記が“Political Studies”と複数形になっているのは、文字通り、様々な政治学を扱っているからです。 あらゆる人間活動を 「政治」という観点から考察し、 国家の営みを俯瞰する。 what we are doing 政治と聞くと、国家や地方自治のあり方、他の国との付き合い方などを考えるものだと思いがちです。しかし一方で、身近な人間関係も政治と無縁ではありません。国同士の取り決めも、自治会の会合も、価値観や利害の異なる者同士が話し合って物事を進めていくのは容易なことではありません。そうした場面で必要とされるのは、状況を的確に把握する分析能力をはじめ、自分の意見を分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力、議論を建設的に進めるディベート力などの実践的な力です。その総合的な実践力を“政治力”とするならば、それは決して政治家の専売特許ではなく、この社会に生きる誰もが必要とし、鍛えるべき能力であるのです。社会のあらゆる場面で問われる「政治力」 major topics  政治学科には、主に「政治学」「国際関係論」「社会学」の3つの専門領域からなるカリキュラムが設定されています。「政治学」は主に日本政治や行政・政策に関わるもので、「国際関係論」は国際関係や各国の地域研究などを扱います。「社会学」では統計分析を駆使する社会理論、メディアを分析する社会情報学、人間行動を理解する社会心理学が中心です。多くの科目は1年生から履修が可能で、関心に応じて積極的に学ぶことができます。また3領域に関連した特殊講義も数多く開講され、社会の最前線で活躍する方が講師を務めることもあります。 学生の興味や関心に応じて 政治学、国際関係論、 社会学を幅広く学ぶ。 what we are doing 法学部 Faculty of Law現代の諸課題の発見と解決に向けて、指導力と実践力を発揮できる能力を養う。Department of Political Studies政治学科

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