学習院大学 大学案内2018
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GAKUSHUIN UNIVERSITY034 法学科では、「リーガルマインド」と呼ばれる法律的なものの見方や考え方を身につけ、人間社会に対する深い理解をもった教養人を育てることを目指しています。法律的なものの考え方とは、「紛争の原因を公正な第三者としての立場で分析する」「紛争を解決するための妥当なルールを法律の根拠に基づいて考える」「将来の紛争を予防するためのルールを考える」などの能力から成り、法律の暗記では身につきません。「なぜこの法律が必要なのか」「どのようにその法律は使用されるのか」などについて、全体を鑑みたうえで考察を重ねる必要があります。 法の理解と解釈を進め、 実社会に通用する 「リーガルマインド」を身につける。 what we are doing 法を守る。法を犯す。法に縛られる。法を司る。法律にまつわる言葉はたくさんありますが、言葉通りの意味で法律を意識する機会は少ないものです。しかし事実として、私たちが漠然と暮らしている社会の秩序は、法によって保たれ、その中身は時代と共に変化を続けています。法律の目的や解釈を学び、また実際の裁判でどのように使われるのかを知ることは、望ましい社会のあり方や、将来的に目指すべき社会秩序について思いをめぐらすことにつながります。そこで得た法的な知識や思考力は、弁護士や裁判官といった法曹志望者はもちろん、社会という多面的で複雑な仕組みの中を生きるうえで身につける価値のある能力と言えるでしょう。人間社会を形づくるルールとしての法律とその解釈 major topics  講義を通じて法律の基礎を学ぶ一方、少人数制の演習を通じて実践的な学びができるのも法学科の特徴です。それぞれのレベルや目的に応じてさまざまな演習科目が用意されており、意欲があれば1・2年次から法学入門的な特設演習に参加することができます。3・4年次向けには個々の科目をより深く学ぶための専門演習が開講され、判例の分析や模擬裁判などさまざまな形式で授業が行われています。演習では法をどのように見つけ出し、用いるかといった実践を重視し、プレゼンテーションや議論を通じて、法的なものの見方や考え方を身につけていきます。 少人数教育の場である 演習を通じて 目的に応じた実践的な学びができる。 what we are doing 法学部 Faculty of Law法律を通じて社会の仕組みを深く理解し、よりよい秩序を考え、形づくるための能力を養う。Department of Law法学科

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