学習院大学 大学案内2018
112/148

教育研究上の目的 理学部は、教育においては、物事の根本を論理的・実証的に分析・考察する能力、その結果を総合し実地に活かす技能、考えや知識を他人に的確に伝える技術を備えた人材の育成を目指す。そのため、精選された知識を習得するための教育に加え、最先端の研究の場を体験する機会を提供し、議論やプレゼンテーションの能力を高めるための実践的な訓練を行う。研究においては、教育効果・社会との関わりに最大限配慮しつつ、科学の発展に本質的な形で寄与することを目指す。ディプロマ・ポリシー│学位授与方針 理学部では、必要な修業年限を満たし、各学科の履修規定に定められた必要な単位を取得した学生に対し、各々の専攻分野の基本的な知識を身につけ、さらに、卒業研究において本格的な研究の一端を体験することで、学士にふさわしい充分な知識、探求能力、応用力を身につけているものと認め、学位を授与する。カリキュラム・ポリシー│教育課程の編成・実施方針 理学部では、各々の学科において専門の学問を体系的に学ぶための最良のカリキュラムを用意し、高校での学習内容や学問の流れを取り入れ、つねに改良をおこなう。いずれの学科においても少人数教育を重視し、少人数でのセミナー、演習、実験などを多く取り入れる。アドミッション・ポリシー│入学者受入方針 理学部での教育の目標は、「物事の根本を論理的・実証的に分析・考察する能力、その結果を総合し実地に活かす技能、考えや知識を他人に的確に伝える技術を備えた人材」を育成し社会に送り出すことです。そのため、数学、物理学、化学、生命科学という現代科学の基盤をなす分野において、応用のための知識ではなく、どのような局面にも対応できる真の基礎を身につけてもらうために、時間と手間をかけた少人数制の教育を実践しています。 理系の学問分野についての能力や知識があることはもちろん望まれますが、それ以上に、自分の頭でしっかりと物を考えること、自分の目で自然や数理の世界を観察すること、そして、自分の手を動かして実験したり計算したりすることが好きな、熱意と好奇心にあふれる若者を求めています。積極的な学生は、入学早々から一流の研究者である教員と「仲間」のように接して学問の世界について語り合うことができます。これは多数の学生を抱えるマンモス大学では決して味わえない贅沢です。 多くの熱意のある若者にこのような教育を受けてもらえるように、一般入試、指定校推薦入学、理学部公募制推薦入学、内部推薦進学、外国高等学校出身者および海外帰国生徒対象入学、編入学によって幅広い入学者を確保しています。これらの選考にあたっては、単なる暗記物の知識の量を試すのではなく、科学の基本となる考え方や基礎的な知識をもっているかどうかを試すことを心がけています。また、入学者の選抜にあたって何よりも公正さと機会の平等を重視しています。入学生に求められるのは、理学部の各学科で有意義に学ぶための条件と十分な基礎学力を持っていることだけです。それ以外の資質は入学者の選考とは無関係です。 多様な個性と資質を持った学生に学習院大学理学部の理想的な環境での教育を享受する機会を与えるべきだというのが私たちの信念です。それら多様な学生と接しながら、個々の特性を伸ばして社会で活躍できる一流の人材に成長してもらう手伝いをするのが、わたしたち教育者の使命なのです。入学試験の得点だけに基づいて合否を決める一般入試の場合にはこの方針が守られていることは明らかですが、それ以外の面接等を併用した入学者の選考においても基礎学力と本学で学ぶ熱意だけを基準に厳格な選考をおこなっています。 なお、理学部の教育では、英語の文献を読んだり、自分の研究内容を発表したり論文にまとめたりする機会も多くあります。入学前には、いわゆる理科系の分野だけでなく、語学や国語にも力を入れ、幅広い分野の本を読まれることを望んでいます。理学部│教育研究上の目的および基本ポリシーGAKUSHUIN UNIVERSITY110

元のページ  ../index.html#112

このブックを見る