学習院大学 大学案内2018
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GAKUSHUIN UNIVERSITY106 生命科学科は、分子細胞生物学を基盤とした幅広い教育研究を行っています。分子細胞生物学とは、最近50年間で爆発的に発展を遂げた分子生物学において、生物の基本単位である細胞を、まるごと分子の言葉で理解しようという試みのことです。細胞の活動や動植物の個体発生などの生命現象から、DNA、RNA、タンパク質など生体高分子の分子レベルでの研究までを幅広くカバー。その基盤の上に発生生物学、神経科学、ヒトの生物学、分子進化学、生体・環境科学、バイオインフォマティクスといった個体の生物学や系統生物学の世界が広がっています。 分子細胞生物学を 教育と研究の中心に据え、 生命の分子レベルでの理解を目指す。 what we are doing DNAやタンパク質など分子レベルの研究が進み、さまざまな生物のゲノム情報が解析された今、人類の生命には新たな角度から光が当てられるようになりました。生物学が従来の化学、物理学の一部を取り込むことで生まれた最先端の学問領域、それが生命科学です。例えばチンパンジーと人のDNAの違いは数パーセントであり、わずかな差しかありません。がん細胞と正常細胞の違いも同様であり、分子レベルでその違いを解明できれば、この世からがんをなくすことも可能なのです。これまでの謎が次々と解明されることで、また新たな謎を生み出すこの分野は、生命の神秘を解き明かす興奮と、未来を拓く可能性に満ちています。生命現象の謎を解き明かす魅惑の世界 major topics  学生たちは4年次になると、1つの研究室に1年所属し、それぞれの分野でめざましい研究実績を誇る教授陣たちの指導を受けながら、特定のテーマについて卒業研究を行います。毎日の実験と週に一度のセミナーを通じて研究の実際を学ぶことで、最終的には自分が何をやりたいか、何をやるべきか、何ができるかを自力で考えられるようになり、研究者としての第一歩を踏み出してもらうことを目標に置いています。研究成果は学会や学術雑誌で発表することもでき、将来的に医療や創薬に貢献する可能性を大いに秘めています。 最先端の研究成果を挙げている トップレベルの教授陣の指導を受け、 卒業研究に没頭する。 what we are doing 理学部 Faculty of Science生命の神秘を解き明かし、人類の未来を拓く最先端の学問領域と向き合う。Department of Life Science生命科学科

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