埼玉工業大学 大学案内2020
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人間社会学部情報社会学科先進的な「アイデア」を確かな「技術」が支える近くにいることで、互いに成長できるZENAVI(ゼナビ)は、脳波の活動状態をアニメーションで表現する可視化ツールです。語源は、「ZEN(禅)」と「NAVIGATION」の融合。脳波を計測するヘッドバンド「MUSE」と組み合わせて使うことで、世界中どこででも脳波の活動状態を確認することができます。禅プログラミング・インタフェースの構築  Zen+NavigationZENAVI人間社会学部 情報社会学科森沢 幸博 教授私から見ると、現在、使われている機械のほとんどは人間にやさしくありません。使う側がどう感じるかまでは考慮されておらず、まだ機械本位です。このプロジェクトで心がけたのは、システムをストレスなく使えることでした。プログラミングは得意ですが、企画は苦手。「ZENAVI」のような学部横断型のプロジェクトは、技術者サイドにも大きなメリットがあります。測定した脳波をプログラミングで描画◯ スポーツや日常のメンタルトレーニング◯ 瞑想の手法を応用したメンタルトリートメント◯ VR(仮想現実)を用いたゲームコンテンツ私の専門はCGを使った映像制作や画像処理。「テクノロジー」と「ヒューマニティ」の両軸で何かを実現したいと考えていました。プログラムの力を借りて世に役立つものができないだろうかと鯨井先生に相談し、「ZENAVI」プロジェクトがスタート。私たちの「自由な発想」を確かな技術で実現してくれるエンジニアがそばにいる文理融合の研究環境は、埼工大の大きな強みです。1TOPIC文理融合ZENAVIの可能性技 術デザインVERIFIED【 実 証 】の融合から生まれたと工学部情報システム学科人間社会学部 情報社会学科工学部 情報システム学科さらにこんなシーンでの活用が可能!CG・画像処理・UI/UXデザイン脳波データの集計やUIデザイン工学部 情報システム学科鯨井 政祐 准教授状態を数値化して客観的に見るという特徴から、今後、様々な分野で期待されるZENAVI。カウンセリングでは、「感情を数値化する」という特性を生かし、問診ではわかりにくい患者の状態を推測するなど、さらに「心の健康」に寄り添った治療のサポートができるかもしれません。心理学科をはじめ、他学部とのコラボによってその可能性は広がりそうです。また、電気自動車の自動運転化での応用も期待されます。集計という“インプット”は1つですが、その表現を用いた“アウトプット”は無限大です。脳波によって絵が変わる脳波センシング・ヘッドバンド「MUSE」端末・モニター覚醒・活性化状態集中状態身体運動 筋電位情報視覚情報脳波情報Bluetooth 4.0「ZENAVI」イメージ図頭部に装着する機器で測る脳波を画像で表現するシステムです。リラックス、集中時に増える脳波を検出すると、モニター画面のドットが集まり、アニメーションを作ります。06

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