國學院大學 大学案内2017
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真摯な姿勢で身に付ける“知を愛する”心 「哲学」の語源は、“知を愛する”という意味のギリシャ語「フィロソフィア」です。哲学とは、各々の問い掛けから出発し、考えを言語化して、自分の立つ位置を認識する学問です。哲学科は、まさに「愛知の営み」の場として西洋哲学思想の研究を中心としながら、インド・中国・日本の思想をも視野に収め、さらに美と芸術の理論的考察をも包括する、極めて間口の広い学科です。それだけに、基礎となる考え方が非常に重要です。 哲学科では、1年次に少人数制の「基礎演習」などを通じて哲学・倫理学、美学・芸術学の基礎や、それらを根底で支える「ものの考え方」を学びます。2年次では哲学・倫理学、美学・芸術学のさまざまな科目に目を向けて視野を広げ、3年次には自分の資質や関心に応じて「哲学・倫理学コース」か「美学・芸術学コース」のいずれかを選択。卒業論文へとつながる専門的な研究テーマを探していきます。自分の資質や関心に応じて選ぶ二つのコース哲学・倫理学コース:古代ギリシャ以来受け継がれてきた哲学の精神を、現代に生きる者として、どのように批判し、理解し、そして受け入れるかを学びます。「哲学概論」「西洋哲学史」という最も基本的な講義をはじめとして、「倫理学」「論理学」「宗教哲学」「科学哲学」「現代哲学」「言語論」「インド思想史」「日本哲学」など、さまざまな哲学的知識を探ります。また、ギリシャ語・ラテン語・サンスクリット語といった古典語の授業が開講されているのも大きな特色です。深くものを考える場としては、「基礎演習」「哲学演習」の授業が設けられているほか、「哲学特殊講義」では具体的なテーマや哲学者・思想家に焦点を絞りながら問題を掘り下げます。そして4年間の学びの集大成として、卒業論文を作成します。美学・芸術学コース:美学は、西洋哲学の一分科として成立しましたが、さまざまな芸術の動向を、歴史と理論を切り口に考えることで独自の発展を遂げました。 本コースはこの美学と、さまざまな芸術ジャンルを理論的に考察する芸術学、さらには史的・実証的研究としての美術史を視野に収めています。1年次・2年次の開講科目には「日本美術史」「東洋美術史」「西洋美術史Ⅰ・Ⅱ」の四つがあり、芸術における基礎的な知識や理論的アプローチの方法など、美学・芸術学の概要を理解していきます。3年次・4年次の開講科目には「美学・芸術学特殊講義」「美学・芸術学演習」があり、例えば「美学・芸術学特殊講義」では西洋美術史・日本美術史・音楽史・映像論・建築論・舞踊論をはじめとするさまざまな芸術ジャンルを学び、「美学・芸術学演習」では特定のテーマを徹底的に掘り下げ、各自の知的興味の集大成である卒業論文の制作に役立てていきます。学科の特色哲学科文学部|Faculty of Letters哲学科は、西洋哲学思想の研究を中心に、インド・中国・日本の思想をも視野に収める極めて間口の広い学科です。学生の知的好奇心の多様性に応えるべく、各分野の専門教員たちが個性豊かなカリキュラムを用意しており、あらゆるものを考える対象にして、多様なものの見方を学びます。入学定員:65人 メインキャンパス:渋谷西洋哲学を中心に古今東西の思想や芸術を考察し自らの力で考え抜く人材を育成します。050

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