國學院大學 大学案内2017
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●学術資料センター[神道資料館部門]収蔵古墳時代の案(机)現代(復元)古墳時代中頃(5世紀)の祭りの際に用いられていたと考えられる案。脚の差し込み方は現在の神社で使われる案と同じ。静岡県の遺跡からの出土品(浜松市博物館蔵)をもとに復元。吉田神道行事壇現代(復元)戦国時代に大成した吉田神道は、江戸時代に至るまで神社で祭りを行う神職が学ぶべき思想であった。この吉田神道で行われる最も重要な行事を行うための祭壇。中央の炉で火を焚いて行事を行った。僧形八幡神像江戸時代全国各地で祀られている八幡の神は、古代から仏教と縁の深い神とされ、僧の姿をしているものとも考えられていた。仏教の修行をしている姿を描いた絵画や木像は多く残る。葵祭図屏風江戸時代遠近法を駆使した円山派の画人・西村楠亭が描いたもの。葵祭に奉仕する人々の行列は、平安時代以来、京の人々の高い関心を集めていた。神田祭鯰曵き物現代(復元模型)江戸を代表する神田祭は、地域の人々によって、生活に根ざした信仰等に基づき出し物が作られた。鯰の頭の石は、神が地震が起きないように押さえつけたものとされる。賀茂御祖神社(下鴨神社)葵祭神饌現代(一部模型)神社の祭りでは、神の食事「神饌」を奉る。京都の初夏の風物詩、葵祭で調理される神饌は、米や魚介類の他に、古くから伝わる菓子が供えられるところに特徴がある。祇園祭礼絵巻江戸時代京の夏の風物詩・祇園祭は、大きな山鉾が町中を巡行する疫病除けの祭り。華やかに飾ったり、音楽を奏でる山鉾の江戸時代の様子を描いた絵巻。現在登場しない山鉾も描写。伊勢の神宮幣帛現代三重県に鎮まる伊勢の神宮で行われる祭りでは、古代から天皇の使者が遣わされる。その使者が神に奉るお供えものの中心がこの幣帛である。力士埴輪古墳時代後期両腕を欠損するが、左手を上方に挙げ、右手は腰に添えていたのだろう。「四股」を踏んで、呪術的な地鎮行為を行っていたとする見解もある。三角縁三神三獣鏡古墳時代前期卑弥呼が魏から贈られた鏡の一枚であろうか。三重県筒野古墳や岐阜県長塚古墳からは、同じ鋳型で製作された鏡が見つかっている。武人埴輪古墳時代埼玉県熊谷市出土重要美術品 武装した人物の埴輪である。衝角付冑を被り、鉄の小札をつなぎ合わせた桂甲と、腕を保護する手甲を身に付ける。桂甲は、中国大陸に由来する武装であり、古墳時代後期に日本列島へ伝わった。石枕古墳時代中期 千葉県市原市姉ヶ崎二子塚出土重要文化財死者の頭部を安置するために、古墳の埋葬施設に納められた。側面には直孤文が施される。常総地域 (茨城県と千葉県)に多く出土する。猪形埴輪古墳時代後期平坦な鼻面や立て髪などは、実際の猪を忠実に表現しているが、蹄の表現は省略されている。狩猟の様子を模したものか、古墳の被葬者の財力を示すものか議論が分かれる。國學院大學が冠する「国学」とは、古典籍や古器・古物などの「モノ」を通じて日本の「心」を究明する総合的日本文化学です。先人たちの知識と知性を記憶し、その心を伝える図書や史資料に触れて、日本の未来の創造へとつなげます。021

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