名古屋大学 大学案内2018
18/96

17 GUIDE TO NAGOYA UNIVERSITY 2018文学部人間の本質に迫る --真理の森へSchool of HUMANITIES文学部School of HUMANITIES 文学部は、1学科4コース21分野・専門(研究室)で構成されています。文学部は少人数教育に重点を置いており、学生の個性を尊重したきめ細かい指導体制が特徴です。学部学生は2年次には分野・専門(研究室)に所属して各分野の勉学に専念することができます。文献読解、フィールドワーク、実験、統計解析と各専攻で重視される教育カリキュラムは様々ですが、いずれも適確な情報収集力、事実関係を厳密に吟味し把握する能力、そして論理的思考力を養う点では共通です。新しい知的活動の要求に応えるべく、人間の豊饒な営みを凝視すること、それは現代に生きる自分自身の発見に他なりません。 文学部は、現代の課題を解決し未来を拓く強靭な知性を備えた人間を育成していきます。文学部 学生からVOICE 01 私が専攻しているフランス文学の授業では、『レ・ミゼラブル』などの代表的な小説や、詩集や戯曲などさまざまな作品を読み、その表現のすばらしさや当時のフランスの文化を学ぶことができます。文学作品を原文で読むことは最初は難しく、とても大変でしたが、続けていると、少しずつフランス語にも慣れてきて、楽しみながら読むことができるようになります。  また文学部では、自分の興味に応じて他の専攻の授業も受けることができます。私はフランス文学の授業のほかに、美学美術史や西洋哲学史、博物館学などの授業を受けており、意外な所で自分の専攻とのつながりを発見しつつ、自分の学びをより深めています。VOICE 02文学部 教員から人文学科 フランス文学専攻 3年KOHYAMA Natsumi出身校: 岐阜県立加納高校神山 夏実 さん 名古屋大学文学部では、多様な分野の学問を学ぶことができますが、各分野に共通するのは、根拠となる資料を、厳密な方法に基づいて読み解き、これを踏まえて論理的に研究を展開することだと思います。根拠資料は分野によってさまざまで、先人が文字で書き記した文学作品、哲学者の著作、歴史史料などのほか、過去の人々が作った美術作品、考古資料など形のあるもの、過去から伝えられてきた祭礼など形のないもの等々、幅広いものが含まれます。こうした資料を獲得するためには、机の上で本を読むだけでは足りない場合があります。学外の図書館、博物館のほか、野外へ飛び出していって、積極的に新たな知見を開拓することを推奨します。文学部FURUOYA Tomohiro専門分野:日本史学古尾谷 知浩 教授

元のページ  ../index.html#18

このブックを見る