北里大学 大学案内2017
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4農医連携教育農学と医学、両方の視点と知識を養う教育。全学部の学生が履修できる「農医連携論」が開講されているほか、獣医学部動物資源科学科と医学部には独自の教育プログラムがある。 研究いまから約130年前。学祖・北里柴三郎が、世界で初めて破傷風菌の純粋培養を成功させた。そのDNAを受け継いだ北里大学は、現在も世界を驚かせる研究・教育を生み出し続けている。 2015年、北里大学メディカルセンターは日本盲導犬協会と協定を結び、盲導犬によるアニマルセラピー(動物介在療法)をスタートした。患者が医療スタッフと対峙する場に盲導犬を介在させることで、患者の心のバリアを和らげるという、新たなチーム医療のかたちを開拓している。 アニマルセラピーは、ともに生命と健康に大きく関わる農学と医学を融合させる「農医連携」のひとつ。北里大学ではほかにも、獣医学部を中心に教育プログラムを設置するなどして、農医連携の教育・研究に取り組んでいる。日本盲導犬協会と連携。動物の力を活用し、医療の変革をめざす。 感染制御科学府は、学祖・北里柴三郎先生の実学の精神を重んじ、「抗寄生虫薬イベルメクチンの発見と開発」によりノーベル生理学・医学賞を受賞した特別栄誉教授・大村智先生が現在も教授を務める大学院であり、世界の感染症の制圧をもって人類に貢献できる人材の育成に努めている。さらに現在、感染制御科学府では、基礎研究を基に天然物素材(微生物代謝産物及び植物素材)を用いたマラリアやトリパノソーマをはじめとする熱帯病の治療薬の創製研究、薬剤耐性菌、結核、HIVなどに有効な抗感染症薬の創製研究を、国内外の研究機関と連携している。また、最先端の研究設備と世界的なネットワークの充実を図り、感染制御の教育と研究を精力的に進めている。世界中の感染症をいつか必ず制圧する。感染制御科学府北里大学における感染制御専門の教育部門であり、「北里大学感染制御研究機構」の核。学部のない独立大学院なので、他研究科との柔軟な連携が可能。

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